初めてお会いした方とお話をする時にすぐに打ち解け合う人とそうでない人がいらっしゃいます。
ちなみに僕は初対面の方とコミュニケーションを取れるようになるまで少し時間がかかります。
周りの人を見てみると、会ったばかりにもかかわらずすぐに仲良く慣れる人もいます。
そんな状態をみて、自分もあんな風になれたらどんなにいいだろうと思ったりしませんか?
今回は下記のことをお伝えします。
コミュニケーションを向上する3つのポイント
- より良く見せようとするのではなく、ありのままの自分で接すること
- 自ら会話を展開しようとせず、まずは聞くことに徹すること
- 双方の共通点を見つけお互いが興味のあることを話してみること
僕のように話し下手でも円滑にコミュニケーションを取りたい方はぜひお読みください。
目次
コミュニケーションを深める重要なこと
そもそも、コミュニケーションってなんでしょう?
コミュニケーションとは、人間が互いに意思・感情・思考を伝達し合うこと。言語・文字その他視覚・聴覚に訴える身振り・表情・声などの手段によって行う。 三省堂 大辞林より
つまり、自分が伝えたいことを相手にわかりやすく伝える方法のことを総称してコミュニケーションと言います。
このコミュニケーションを取る際に最も大事なものがあります。
それは相手との関係性です。
コミュニケーションを取るのが苦手な方に多いのが、初対面の方と話をするのに慣れるまで時間がかかるところです。
これは僕自身もとても苦手としているところでもあります。
顔は知っている、挨拶もしたこともある。
でも気軽に話をしたことはほとんどないので、もし二人っきりになると一瞬で沈黙状態に陥ります(笑)
そして何か話をしなければならないと思えば思うほど、うまく会話のキャッチボールができず余計に話ができなくなってしまうのです。
なぜそんなことになるのでしょうか?
コミュニケーションが上手くいかない理由
- 理想が高すぎるところ。自分を良く見せようとするあまり、会話を上手に上手にと意識しすぎて失敗してしまいます。
- 相手のことばかり考えてしまい、なかなか話し始めるができないこと。最初の一歩が踏み出せず、なかなか会話をすることができなくなってしまいます。
- どんな会話をするのかが決まっていないこと。なんの話をするかを決めておかないと会話のキャッチボールがすることができません。
この3つを解決することで、いつも通りの自分で話をすることができるようになります。
ポイント1:ありのままの自分で接する
会話が苦手な人ほど、うまくコミュニケーションを取らなければと力が入ります。
そうなってしまうと、もともと話をするのが苦手なので、会話のどこかで躓くとずっと引きずってしまいます。
一度そんな状態に陥ってしまうと、なかなかそこから持ち直すことが難しくなります。
これは初めての方に自分を良く見せたい気持ちがあるためです。
しかし、このまま続けていくと必ずどこかで苦しくなってしまいます。
まずはありのままの自分を見てもらうことが大切です。
良いところも悪いところも見せることで、相手の方も心を開いてくれるようになります。
ポイント2:コミュニケーションの取りやすい役割から始める
「相手の反応ばかり考えてしまい、なかなか話しだすことができない」という方が多いです。
これは自分が発した言葉に対して、どんな反応を取るのかを気にしすぎてしまうからです。
相手への思いやりや良い繋がりを持とうと思えば思うほど、なかなか話をすることができなくなります。
こんな状態の場合は、まずは聞くことに徹することです。
相手が発した内容に対して、あなたが親身になって聞いているといい関係性を築くことができます。
私が話していることについて、共感をしてくれているんだと。
自分から話すのが苦手なタイプの方は、相手の話を聞くことが得意な方が多いです。
相手との会話に慣れてくると、承認したり、質問をしたりすることによってさらにコミュニケーションを上手に取れるようになります。
ポイント3:相手との共通点を見つけ、コミュニケーションを深める
初対面の方と話をする際には相手の興味があることで話をすればいいということをよく聞きます。
しかし、相手にとって興味があることでも自分にとって興味がなければ長く話し続けることはなかなか難しいです。
そうなってしまうと一言二言で終わってしまい、だんだん話を続けることができなくなってしまいます。
その場合は、自分が興味あるところと相手との共通点を探して話をすることです。
一度その共通点を見つだすことができれば、だんだん自分から話を進めていくことができるようになります。
初対面の方と会話をするのが苦手なタイプの方でも、自分の興味があることであればいくらでも話せるという方は意外に多いです。
そうすると、相手の方からそんなところに興味があるんだと自分のことを知っていただくきっかけにもなります。
そうなれば、少しずつ打ち解け合うようになり、世間話さえもできる仲になっていきます。
コミュニケーションを取るのが苦手な人のいいところもある
コミュニケーションを取ることが苦手な人にはとてもいいところがあります。
それはこの人と決めた人に対してはとても忠実なところです
まるで飼い主と飼い犬との関係です。
慣れるまで時間はかかりますが、その後の関係性を長く保つことができます。
これは実はコミュニケーションだけではなく、仕事などでもそうです。
この分野の仕事を極めると決断すると、他のものには目もくれずそれだけを深く追求するタイプでもあるのです。
まとめ
初対面の方とのコミュニケーションをとることが苦手な方は、下記の3つのことを意識してみてください。
コミュニケーションを良くするポイント
- より良く見せようとするのではなく、ありのままの自分で接すること
- 自ら会話を展開しようとせず、まずは聞くことに徹すること
- 双方の共通点を見つけお互いが興味のあることを話してみること
これらに共通することは、いつもの自分らしく相手に接することです。
周りの目を気にすることはありません。
ご自身が一番やりやすい形で相手と接することで、相手との会話も自然とできるようになります。
自分らしく話をすることが自然なコミュニケーションを取ることにも繋がっていくのです。