サラリーマンとして働いていると今の会社ではお役に立てられることがあっても、会社外で自分が提供できる価値なんてないと思っている方が多いと思います。
実際に僕自身がそうでした。
というより長い間、そう思い込んでいました。
それがある時、自分の価値の棚卸しをするきっかけがありました。
価値の棚卸しをすることで今まで価値なんてないと思っていた人生にいくつかの大きな転換期があったことがわかったんです。
サラリーマンだからといって、人に提供できる価値なんてないということはありません。
誰にでも必ずあります。
自分の価値の見つけ方は下記のようになります。
価値の見つけ方
- 人生の分岐点
- 過去の棚卸し作業
- 価値フレームに当てはめる
今回は会社内外で役立つ価値を見つける方法をお伝えいたします。
目次
過去に遡る価値の棚卸しのススメ
自分にはどんな武器があり、相手に何を提供できるかがわからないという方は自分自身の価値の棚卸しをすることをお勧めします。
そんなことをしても自分には何もないんだという方もいらっしゃるかもしれませんが、まずは本当にないのか、それとも忘れているだけなのかを知ることが大事です。
現状を知ることでこれから何をやるべきかが見えてきます。
闇雲に突っ走っても、時間と労力の無駄使いになってしまいます。
まずは現状を知ることから始めましょう。
自分を知るメリット
これまでの人生を振り返り、自分にはどんな価値があるかを知ることでどんなメリットがあるか考えてみましょう。
どんな人でも過去と現在で何も成長していないということはありません。
必ずこれまで時間をかけてきたものの中であなたにとっては価値がないと思っていることでも、他の人にとってはお金を払ってでも欲しいというものが存在しています。
そして過去を振り返ることで、自分の使命や強み、他の人にはない独自性などを見つけることができます。
よく何をやりたいのかがわからないという方がいますが、それは過去の振り返りをすることで忘れていた情熱やこれだけは譲れないというものを見つけることができます。
そうすることで、自分の本当にやりたいことを見つける術を手に入れることができるのです。
人生の分岐点の意味、なぜそれを決断したのか
人には人生を変えるきっかけになった分岐点というものが存在しています。
もちろん、住んでいる地域や家庭の事情により、ある一定の期間は決まった線路を辿ってきたのかもしれません。
しかし、少なくとも大人になってからは自ら選んだ人生を歩んでいます。
その人生を選んで進んできたからこそ、今の自分があるのです。
高校を卒業して専門学校に入学した人生と大学に入学した人生も将来を左右しています。
学校を卒業して1社目に入った会社とは違う会社に入社していたら、また違う人生を歩んでいたことでしょう。
会社と家との行き来をしているのと、会社と家以外の別の居場所を見つけ、新しい人たちとの出会いを作っているのとでは、また違う人生を歩むことになります。
これまで歩んできた人生の分岐点に焦点を当てることで、これまで気づいていなかったことを知ることができるようになります。
なぜ、自分はその道を歩んできたのか、違う場所を選ばなかったのか。
そこには何かしらの理由があるはずです。
その理由に焦点を当てることで、今まで見えてこなかったものが見えるようになります。
強みを活かすために整理し、弱みを自己分析する
過去の棚卸しをすることで出てきたものを、それぞれ区分けする必要があります。
たくさんの価値があってもそれを、キチンと区分けしていかないと次に活かしていくことができません。
その際に活用するのが価値の種類分けです。
出てきた価値をいくつかのフレームに分けることで、自分にはどんな武器があり、逆にどんな武器が足りていないのかが見えてきます。
価値を見える化することで、客観的に自分自身のことを見つめ直することができ、弱点となっている部分を知ることができます。
人は意識しなければ、自分がやりたいことばかりをやってしまいます。
でも実際に自分の武器として活用していくためには、足りていないところがどこにあるかに目を向ける必要があります。
それを認識するためにも価値をいくつかに分けるという作業が大事になってきます。
価値フレームにそれぞれ出てきた武器を振り分けることで自分の現状を知り、さらに価値あるものに育てていくためには足りていないところに目を向けていくことができるのです。
その足りていないところに時間をかければ、今まで育ててきたものもより活かせるようになってきます。
つまりバランスが大事だということです。
自分の価値について棚卸しをする方法については下記のページをご覧ください。
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参考ウェルスフィットネスは自分軸を整える6つの内に秘める価値
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まとめ
自分の価値の棚卸しをして、次のステップを明確にするためには
- 人生の分岐点
- 過去の棚卸し作業
- 価値フレームに当てはめる
を順を追って行なっていくことが必要です。
そうすることで忘れていたことが見えるようになり、自分にとっては大したことではないと思っていたものが本当はすごい価値があるものだということがわかるようになります。
これは自分の人生を歩むための最初の一歩として大切なことになりますので、ぜひ取り組んでみてください。