2018年になりましたね!
年始早々に「才能を知るお茶会」を行いました。
才能を知るお茶会ではウェルスダイナミクス理論を用いることで、組織内外で自分の特性を活用することを念頭にお伝えしています。
お茶会では会社内外でのコミュニケーションについての話がありました。
コミュニケーションを円滑に進めるためには自分の特性と他のタイプの特性の違いを知ることが大きな一歩になります。
今回は下記のことについてお伝えします。
コミュニケーションの活かし方と得意な役割について
- 4つのタイプの違い
- 社内・社外でのコミュニケーションの活かし方
- タイプごとの得意分野を見分ける
今回はタイプの違いを知ることでコミュニケーション、そしてタイプごとに活かせるポジションをお伝えします。
目次
コミュニケーションを深めるためには共通の目的を持つことが大事
人はそれぞれ4つのタイプに分かれています。
4つの才能タイプ
- 直感的で革新的な考えを持つダイナモ
- 五感的で周りの状況を感じ取るテンポ
- 外向的で人に焦点が向くブレイズ
- 内向的でモノや数字に焦点が向くスチール
同じモノを見ていても、まったく違う反応を見せることがあります。
それは皆が大事にしているものがそれぞれ違うからです。
その違いはなんらかの組織に入っていると、大いに感じ取っていることと思います。
同じ目的に向かっているのに意見が対立することの要因はここにあります。
それがタイプの違いによって大事にしているものが違うことが分かれば、無駄な労力や気遣いをしなくて済むようになります。
組織内でのコミュニケーション
組織に所属しているサラリーマンにとって一番多く悩みはコミュニケーションがうまくいかないことではないでしょうか。
同じ会社に属していて同じ目的に向かっているのに、意見が対立します。
それは部署が異なることによっても起こることですが、部署内でもいろいろと問題が出てきます。
その問題の大きな要因の一つが生まれ持ったタイプがそれぞれ存在しているということです。
- 今後の仕事のあり方に関して上司に伝えても思いが伝わらない
- 部下に対して指導しても、全然変わらない
- 同僚とのコミュニケーションがうまくとれずに悩んでいる
など
部署内だけでも多くの問題が存在しています。
これらの問題はそれぞれが大事にしていることがわかれば、だいたい解決することができます。
同じ目的に向かっても、ベクトルが合わないのはこのためです。
部署内でもベクトルが合わなければ、組織内で合わせるのはさらに困難になります。
まずは部署内で意見をまとめるためにも、今一度同僚が最も大事にしていることは何かを考えてみてください。
人によって、同じ仕事をしていても、重要視していることが違います。
人によって重要視しているポイントが違う
- プロジェクトを時間通りに進めるのが何よりも大事にしている人
- プロジェクトを時間通りに進めるよりも、メンバーが気持ち良く活動できることを優先する人
- それぞれのメンバーの意見も大事だが、自分の思い描いた通りにプロジェクトを進めたい人
同じ目的に向かっても、それぞれの特性が違うことで考え方がこんなにも変わってきます。
そこに焦点を持っていくことで、解決策が徐々に見えてくるようになります。
組織外でのコミュニケーション
サラリーマンが会社外でサイドビジネスを行っていく際にチームを組むときにもコミュニケーションがとても大事になってきます。
そもそも、同じ組織にいる社内よりも、もっとベクトルを同じ方向に合わせるのが難しいです。
それは元々が個人で活動しているため、それぞれの状況が違うことが要因にあります。
個人事業主によってレベルが違う
- 個人事業主として市場から直接仕事を引っ張ってこれる人
- まだまだ個人としてやっていくのに苦労している人
- サラリーマンとの仕事を両立しながら、両方を楽しんでいる人
- サラリーマンの収入が低くて、仕方なくサイドビジネスをしている人
社外での活動でうまく意見を合わせることができない理由は、タイプの違いだけではなく、現状のレベルの違いが関係してきます。
こうなると同じチーム内でも意見が対立し、物事が進まなくなり自然とそのチームは分裂するか消滅してしまいます。
各レベルの違いはウェルススペクトルの理論で説明できます。
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参考ウェルススペクトルとは?ダイナミクスよりも重要な現在地を知る理由
続きを見る
社外でチームを組む際にまず考えなくてはいけないことは、同じ方向に向かっていく人たちの集まりであるかどうかです。
そして組織の中で自分の役目を全うすることです。
その際にも4つのタイプ分けがとてもいい参考になります。
タイプごとに強み、弱みを活かせる役割がある
4つのタイプでは下記の性質を持っていることをお伝えしました。
4つのタイプの違い
- 直感的で革新的な考えを持つダイナモ
- 五感的で周りの状況を感じ取るテンポ
- 外向的で人に焦点が向くブレイズ
- 内向的でモノや数字に焦点が向くスチール
それぞれの得意な役割の例は下記のようなものです。
得意な役割
- ダイナモは組織内に新たなアイデアをいろいろと提案してくれます。
- テンポはチームメンバーの状況をよく観察し、気持ち良く活動できるようにします。
- ブレイズは先頭に立ってチームに活気を与え、メンバーのやる気を盛り立てます。
- スチールは他の人が気づかない細かいところに目を向け、チームがうまく活動する方向に持っていきます。
特に社外で活動していた人たちであれば、それぞれの得意な役割を自然と身につけている人たちが多いです。
そんな人たちが集まり行動を共にすれば、個人で働く以上に何倍、何十倍もの結果を出していくことができるようになります。
これはサラリーマンが会社内での役割、そしてサイドビジネスを始める際にもとても役に立ちます。
自分の生まれ持った特性がどこにあり、その特性を活かせば一番役に立てられるところが見えるようになります。
そうすることで自分の価値を少しずつ積み上げていくことができるようになるのです。
4つのタイプとさらに尖った強みを明確にする8つのプロファイルについては下記のページでもお伝えしています。
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参考ウェルスダイナミクスのタイプとは?周波数とプロファイルの違いを解説!
続きを見る
まとめ
今回は自分の特性を知ることで、コミュニケーションはもちろん、その特性を活かせるポジションがそれぞれあることをお伝えしました。
タイプの違いを頭の中で把握することで、初めてお会いする方でもだいたいどのタイプかがわかるようになります。
すると人によって同じことを伝えても捉え方が違うので、どうすれば相手にもその思いが伝わるかが見えてきます。
何よりも自分自身が余計な悩みを持つことがなくなります。
コミュニケーションをうまくとるようにするためには、まずはご自身のことをよく知ることがとても大切です。