やりたいことの見つけ方

職場のコミュニケーションを増やすと大事にしているものが見えてくる

2018年11月2日

人が大事にしているモノを知り、コミュニケーションに生かす

会社で仕事をしていると、合わないなと感じる人とでも一緒に仕事をしなければなりません。

我慢したり、苛立ちを隠せなかったり、ときにはぶつかったりすることもあるかもしれませんね。

僕も以前まではある特定の人に対してイライラしていることがよくありました。

 

でも今はその人の本質が見えてきて、そもそもそういう人なんだということがわかり、無駄にイライラすることがなくなりました。

今回は人によってタイプが違い、大事にしているものが違うから、なかなか分かち合えないこともあるということをお伝えいたします。

 

そもそも全く同じ考えを持っている人間は存在しない

会社だけでなく、家庭などでもなぜこうも意見が合わない、価値観が違うと感じるんだろうと思うことはありませんか?

我が家には長女と長男の二人の子供がいるのですが、同じ兄弟でも性格が全く違います。

性格の違う兄弟

  • 長女は活発な方で、新しいことに取り組んだりすることが好きで、人と接するときは友達だけでなく、親に対しても上から目線でいることがよくあります。
  • 逆に長男は新しいことはできるだけ避け、今までやってきた一つのことに没頭し、人と接するときは同じ目線で接する感じです。

 

同じ兄弟で一緒に過ごしていてもこれだけの違いが出ています。

それならば会社内でも意見が食い違う、合う・合わない人というのは少なからず存在するのが当たり前ということになります。

 

人によって大事にしているものがそれぞれ違う

ではなぜ、同じ環境にいながら意見が食い違ってくるのでしょう?

それは、人それぞれによって大事にしているものが違うところが一番大きいと思います。

 

 

上図はウェルスダイナミクススクエアというモノで、人を大きく4つのタイプに分けることができます。

4つのタイプ

  • 想像力が豊かな直感型タイプの「ダイナモ
  • 人が好きでいつも多くの人に囲まれている外向型タイプの「ブレイズ
  • 周りの状況を感じ取ることができる五感型タイプの「テンポ
  • 人よりも数字やモノが大好きな内向型タイプの「スチール

 

内向型と直感型の大事にしているものの違い

僕はスチールとテンポの要素が多いのですが、よく合わないなと感じたり、衝突を起こしていたのはダイナモ系の方でした。

以前の僕はダイナモ系の人がなぜ、そんな行動をとるのか理解できなかったのです。

人を困らせるためにワザとやっているのではないかと思うことすらありました。

 

ある日仕事終わりに用事があったため、自分の仕事を時間内に終わらせるために業務をこなしていました。

予定通り仕事を進めて時間通りに帰ろうとしたところに、ダイナモ系の方が急に対応してほしいことがあるという依頼がありました。

 

なぜ帰宅時間の間際にそんな依頼をするのかを聞いてみると、たった今思いついたからという回答でした。

そのときに僕はなんて自分勝手な人なんだろうと思いましたし、その後も同じようなことが何度も続いたのでその方に対しては周りの人がわかるほど態度が悪かったようです。

 

僕の中で持っている感覚では、相手の仕事の状態を鑑みて、今であれば迷惑をかけないであろうということを考えてから伝えるのですが、

直感型の方は急にその考えが思いつくのでまずはそれをすぐに実行したいというのがそもそもあります。

 

つまり、五感型は周りの状況を鑑みて行動しますが、直感型は自分の直感で行動を起こすので、この違いがそれぞれの食い違いを生んだということになります。

 

内向型と外向型の大事にしているものの違い

でも逆の場合もあります。

それはこちらが相手が大事にしているモノを感じ取らないでいることです。

 

つい最近なのですが、職場の設備切り替えのために社内で使用しているインターネット環境が数時間使えなくなるという出来事がありました。

それを社内に向けて僕が発信したところ、あるブレイズの人が猛反発してきました。

「それは困る、数時間も使えなくてなると他の人に迷惑がかかる」と言っているのを人伝えで聞きました。

 

僕が所属している設備管理側としては、設備切り替えのために必要な作業であり、人がいない夜間や休日にその工事をお願いすると余計な出費になっていまいます。

それであれば、数時間インターネットが使えなくても、その方がいいだろうという判断で進めていきました。

 

これも人よりもまずは費用を削減する側に焦点を置くスチールとしての判断で進めていこうとしましたが、ブレイズ側からすると費用削減よりも人を重要視するので猛反発したのです。

 

どちらがいいかどうかではなく、何を大事にしているかで意見が食い違うことはどの職場でもよくあると思います。

側から見ると

  • なぜそんな行動を起こすのか?
  • なぜそこまで怒っているのか?

がわからないのですが、その人が大事にしているモノが見えるようになるとその人の行動の真意も見えてきます。

 

まとめ

今回は実際に僕が体験した二つの例を用いて、それぞれのタイプの違いについてお伝えいたしました。

各タイプの違いを知るとその人の行動の真意がわかるので、相手を困らせるためにしているのではないということがわかるだけでも気の持ちようが全然変わってきます。

そして、逆にこちら側だけの目線ではなく、相手が何を大事にしているかを知るだけで職場での衝突を未然に防ぐこともできます。

 

人によって大事にしているモノが違うんだなということを知っていただければと思います。

 


会社員のやりたいことの見つけ方
  • この記事を書いた人

JUNICHI

■会社員と副業の2足の草鞋を履く複業サラリーマン □会社では副部長、副業ではこれから副業を始めたい方の支援を行なっている ■札幌にて妻、子二人、犬の4人+1匹で暮らしている □WDコンサルタントの資格を保有

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