今回は下記の質問についてお答えしていきます。
- 考えることが好きな人の強み、弱みは?
- 向いている仕事の特徴は?
- 向いている仕事は何?
質問に対する答えは下記です。
考えることが好きな人の適職
- 強みは分析能力が高いこと、弱みは人間関係構築が苦手なこと
- 向いている仕事の特徴は自分のペースで進められる仕事
- 向いている仕事はプログラマーやシステムエンジニアなどの技術職
考えることが好きな人は専門分野で活躍している方が多いです。
持ち前の知識力や分析思考能力を活用して、狭く深い分野で力を発揮します。
向いている仕事の特徴は周りの人に気を使うことなく、一人で進められる仕事です。
適職はプログラマーやシステムエンジニアなどのエンジニア系に向いており、その他にも狭く深い分野の仕事で活躍することができます。
パソコンや機械関係には強いのですが、対人関係では相手のペースにも合わせる必要があったりと苦手としているところもあります。
苦手としていることも考えることが好きという強みを活かすことで補うこともできます。
ご自身の強みを認識することで今の仕事にどう活かせばいいかが見えてきます。
今回は考えることが好きな人の強みや弱み、向いている仕事、向いていない仕事の特徴などについてお伝えします。
適職を見つける際は、自己分析の習慣を身につけることが大事になってきます。
3週間だけ自分のことを見つける時間をとりたい方は下記の習慣化ノートを活用してください
考えることが好きな人が持っている5つの強み
考えることが好きな人は5つの強みを持っています。
考えることが好きな人の5つの強み
- 高い分析力能力を持っている
- 深く狭い分野の知識力がある
- 物事を改善していくことができる
- 無駄を省く
- 正確に物事を伝えることができる
考えることが好きな人の強み1:高い分析能力を持っている
いつも考えごとをしている人は、高い分析能力を持っています。
物事を分析して考えていくことで、問題解決能力を高めることもできます。
何か問題が起きた時に、なぜそれが起きたのか?
その問題が今後起きないようにどうすればいいのか?
を自問自答することで、同じ過ちを繰り返さないようにしていきます。
考えることが好きな人の強み2:深く狭い分野の知識力がある
考えることが好きな人の多くは、自分が興味のある分野で力を発揮します。
興味がある分野の中で深く考えていくので、その分野での知識をどんどん溜め込んでいきます。
考えてわからないことがあれば専門書やインターネットなどから答えを導き出し解決していきます。
疑問点をなくしていくことを繰り返していくことで、その分野での専門家になっていきます。
考えることが好きな人の強み3:物事を改善していくことができる
考えることが好きで分析能力が高いため、物事を改善していくことができます。
無駄なことをしたくないため、より良いものにしていくことをいつも考えています。
物事を改善することで下記のようなメリットを得ることができます。
- 今までは人の手を介してやっていたことを正確なコンピューターでやってみる
- マニュアルを作成することで同じことを伝える手間を省く
- 新しい技術を取り入れることで時代に乗り遅れないようにしていく
など
新たな知識を身につけながら、悪い点をなくし良い点を増やすべくどんどん改良していきます。
考えることが好きな人の強み4:無駄を省く
考えることが好きな方は無駄な部分を見つけることができます。
一度無駄を見つけるとその部分を排除したくなる気持ちになるため、どんどん無駄な部分をなくしていきます。
無駄をなくしていくことで物事をシンプルにして、仕事を効率化していくのです。
仕事を効率化することで下記のメリットを作り出すことができます。
- 無駄を排除することで新たな時間が生まれる
- 今まで2時間かかっていた仕事を1時間で終わらすことができ残業代を減らす
- 1つの仕事の効率化が他のところでも影響を及ぼし、どんどん無駄なことを排除する習慣ができる
など、無駄をなくすことで時間にも気持ち的にも余裕を持つことができるようになります。
考えることが好きな人の強み5:正確に物事を伝えることができる
考えることが好きな方は相手の方にわかりやすく伝えることができます。
無駄なことが嫌いなため、物事をシンプルにしていきます。
シンプルにすることで伝えることも簡潔になり、受け取る側もわかりやすくなるのです。
また物事を正確に伝えるために、どの順番で話をすれば伝わりやすいかも考えています。
端的にわかりやすく伝えることで、仕事の効率化をすることができ無駄な部分を排除していくことができます。
考えることが好きな人が持っている3つの弱み
考えることが好きな人は3つの弱みを持っています。
考えることが好きな人の3つの弱み
- 世間話が苦手
- 相手のことを理詰めしてしまう
- 理路整然とした説明を求める傾向がある
考えることが好きな人の弱み1:世間話が苦手
時間を無駄にすることを嫌うため、世間話をするのが苦手です。
初対面の方と仲良くなる際にまずは世間話をすることが多いのですが、無駄な話をしたくないため疲れてしまいます。
そのため大勢の人と関わることよりも、一人でいる時間を好む傾向があります。
考えることが好きな人の弱み2:相手のことを理詰めしてしまう
考えることが好きなため、相手の方と話をしているとどんどん聞きたいことが出てきます。
質問をして自分が納得できる回答がなければ、そこについてさらに質問をしていきます。
それが相手の方にとっては責められていると感じ取られることも多く、話をすることをやめてしまったりするのです。
考えることが好きな人は疑問点を解消したいがために質問をするが、明確な答えが返ってこないためこのようなことが起きたりします。
考えることが好きな人の弱み3:理路整然とした説明を求める傾向がある
相手の方から説明を受ける際に、理路整然とした説明を求めたりします。
考えることが好きな人は無駄なことを排除し相手の方にわかりやすく伝えることができるため、相手にもそれを求めることがあります。
特に下記のような話が入り込んでくると、その傾向が強くなります
- 話し手の思いやいらない感情が話に入り込んでいる
- 結局何が言いたいのかがわかりづらい
- 無駄な話が多い
自分は当たり前にできることなのに、なぜできないのかが理解できなかったり、我慢できず理路整然とした説明を求めてしまいます。
考えることが好きな人に向いている仕事の特徴5選
考えることが好きな人は自分のペースで進められ、論理的な能力を活かせる仕事に向いています。
ここでは向いている仕事の特徴についてお伝えします。
考えることが好きな人に向いている仕事の特徴5選
- 専門知識が求められる
- マイペースで仕事が進められる
- 論理的思考能力が必要とされる仕事
- ノルマがない
- 一つの仕事に集中できる
考えることが好きな人に向いている仕事の特徴1:専門知識が求められる
考えることが好きな人は狭く深い分野で成果を発揮することができるため、専門知識が求められる仕事に向いています。
持ち前の分析力を活用して問題解決もしていくことができます。
技術職やコンサルタントなど専門分野で活躍している方が多くいらっしゃいます。
考えることが好きな人に向いている仕事の特徴2:マイペースで仕事が進められる
納得するまで考えたいため、周りの状況に左右される仕事には向いていません。
自分のペースで進められる仕事であれば、その時々によって仕事の裁量や時間配分も調整することができます。
考えることが好きな人に向いている仕事の特徴3:論理的思考能力が必要とされる
物事を分析したり、わかりやすく整理したりすることを得意としているため、人よりもコンピューターや機械などに対しての方が向いている仕事が多いです。
もちろん、分析力が求められる仕事であれば対人関係でも力を発揮することができます。
考えることが好きな人に向いている仕事の特徴4:ノルマがない
じっくり物事を考えながら進めていきたい人にとってノルマがは大敵です。
日々やるべきことで埋め尽くされている状態だと物事を考える時間をとることができません。
考える時間を持つためにはある程度時間的余裕がある仕事である必要があります。
時間ができれば現状の仕事について考えることができ、
- もっと効率的にするためには?
- 無駄を省くためにはどうしたらいいか?
など仕事を改良することに目を向けることができるようになります。
考えることが好きな人に向いている仕事の特徴5:一つの仕事に集中できる
複数の仕事を抱え込むと考える時間が取れなかったり、いろんなことについて目を向けなければならなくなり集中して行うことができなくなります。
一つの仕事に集中して行える環境であれば、じっくり考えながら進めていくことができるので成果も出しやすくなります。
考えることが好きな人に向いてない仕事の特徴5選
考えることが好きな人は様々な仕事で成果を出すことができますが、これからお伝えする特徴がある仕事では苦手としています。
どんな仕事の役割だと苦手としているのかを把握することで、対処していく方法も見えてきます。
考えることが好きな人に向いてない仕事の特徴5選
- 人間関係を構築すること
- 単純な作業が多い
- 体力仕事
- 仲間のモチベーションを上げる
- 仕事の方向性が変わる
考えることが好きな人に向いてない仕事の特徴1:人間関係を構築すること
一人でじっくり考える時間が欲しいため、常に人との関係性を構築することが求められる仕事には向いていません。
まだ世間話のように話をしなくてもいいことを話さなければならない状況は苦しくなってしまいます。
考えることが好きな人に向いてない仕事の特徴2:単純な作業が多い
ずっと同じことをひたすら続ける単純作業はつまらないなと感じてしまいます。
考えながら深く物事を追求していきたいという思いがあるため、単純作業よりも物事を改善する仕事に向いています。
考えることが好きな人に向いてない仕事の特徴3:体力仕事
物事を考えることが得意なため、体をひたすら動かすような力仕事では才能を発揮することができません。
体を動かさなくても価値を生み出すことができる方法を考える仕事の方が本人も楽しめるし、仕事の成果も出すことができます。
考えることが好きな人に向いてない仕事の特徴4:仲間のモチベーションを上げる
人に対して勇気づけをしたり、リーダーシップを発揮することで仲間のモチベーションを上げることは苦手としています。
じっくり物事を考えながら進めることは好きなため、チームを組んで協力しながら進めるよりも一人でマイペースに進める仕事の方が向いています。
考えることが好きな人に向いてない仕事の特徴5:仕事の方向性が変わる
物事を考えることが好きな人は常に先のことを考えながら計画を立てていきます。
そのため立てた計画通りに進めるべく動いていくのですが、一緒に進める人が予定通りに動いてくれなかったり、上司の命令で仕事の方向性が急に変わるとイライラしてしまうということが起きてしまいます。
考えることが好きな人に向いている仕事5選
考えることが好きな人にオススメの仕事を5つ紹介します。
考えることが好きな人に向いてる仕事5選
- プログラマー
- コンサルタント
- 研究職
- 在宅ワーク
- ブロガー
考えることが好きな人に向いてる仕事1:プログラマー
考えることが好きな人は物事をシンプルにすることが得意なためプログラマーの仕事に向いています。
今までは人が行ってきた仕事をコンピュータに置き換えていく際に欠かせない仕事になります。
如何に物事をシンプルにして無駄を排除すればいいかを考えているため、プログラムを組む際にもコードをシンプルにしていきます。
コードをシンプルにすることで他の人が見ても何をするプログラムなのかがわかり、改良する際にもやりやすくなります。
仕事をシンプル化にするだけでなく、誰にでも扱いやすくすることができるのが考えることが好きな人の長所です。
考えることが好きな人に向いてる仕事2:コンサルタント
コンサルタントの仕事は相手の方の悩みを解決することです。
問題を解決する際にはその分野についての専門知識を身につけていることはもちろんのこと、問題を解決する分析力も求められます。
考えることが好きな人は分析能力が高いため、コンサルタントの仕事でも活躍することができます。
また改善することにも意欲的であるため、経験を積み上げながら問題を解決する力も日々上げるために努力を続けていきます。
狭い分野であればあるほどその力を発揮していくことができるようになります。
考えることが好きな人に向いてる仕事3:研究職
一つの分野について深く研究していく研究職の仕事は、考えることが好きな人に向いています。
考えながら改善を繰り返していくことが最も求められる仕事の一つであり、他の仕事よりもマイペースで進められることも多いです。
また論理的思考能力も必要となる場面もあり、関わる人たちも最低限なことがほとんどです。
自分のペースで興味のある分野に熱中できるため、考えることが好きな人にとっては天職とも言えます。
考えることが好きな人に向いてる仕事4:在宅ワーク
マイペースで仕事ができる環境で力を発揮するため在宅でできる仕事にも向いています。
在宅ワークであれば人とコミュニケーションを取ることも最低限に抑えることができ世間話をする必要もありません。
また周りの人のペースに巻き込まれることもなく、成果を出すことができれば自由な時間で仕事を行うこともできます。
自宅でリラックスした状態で考えながら仕事ができる環境にはとても合っています。
考えることが好きな人に向いてる仕事5:ブロガー
ブロガーの仕事はブログを書くことですが、ブログには読者の悩みを解決することやシンプルでわかりやすい文章力が求められます。
他のブログと同じような内容であれば見られることもなく、その人の考え方や熱意が込められた文章ほど人は引き込まれていきます。
ブログを書くことが続かない人の多くはネタがなくなってしまうことですが、考えることが好きな人はどんどん新しいネタを生み出すことができます。
新たに出たネタをブログを通して人に伝えていくことでどんどん専門的知識を身につけながら、徐々にファンを増やしていくことができます。
ここまで適職についてお伝えしてきましたが、向いていることだけで転職してしまうと、また転職するということを繰り返す可能性があります。
転職を繰り返すことは避けたいという方は下記のページをご覧ください。
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参考転職を繰り返す人必見!自己分析を習慣化してキャリアを成功させる方法
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考えることが好きな人のタイプの活かし方を知る
考えることが好きな人は物事を改善しながら仕事を進めることができるため、様々な仕事で活躍することができます。
苦手としている人間関係を重要視されることや単純作業の仕事でも、強みを活かすことで仕事で成果を出すことができます。
例えば単純な作業の仕事であれば、人を介さずにプログラミングや機械で自動化できないかを考えていきます。
実際に自分自身でプログラミングすることもできますし、専門家の方に仕事を発注してどんなものを作成すればいいかを的確に伝えることができます。
外注として発注する際には初期費用はかかってきますが、数年運用していくことで人経費を削減することができ長い目で見れば費用を圧縮できることがほとんどです。
考えることが好きな人はウェルスダイナミクスのタイプ分けで言うとスチールタイプの方が当てはまります。
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参考ウェルスダイナミクスのスチールタイプ(内向型)が向いている適職は?
続きを見る
自分自身と他のタイプの違いを知ることで、生まれ持った才能をどう活用していけばいいかが見えてきます。
まとめ
今回は考えることが好きな人に向いている適職についてお伝えしました。
考えることが好きな人はマイペースで進めながら、物事を改善していく仕事で成果を出していくことができます。
一見苦手としている仕事だったとしても、強みをどう活用すればいいかを考えていくことで自分に合ったやり方を見つけ出すことができます。
大事なことは自分自身の強みを認識し、それを目の前の仕事にどう生かしていけばいいかを考えることです。
1つでもいいので自分に合った仕事のやり方を見つけ出すことができれば、他の仕事にも応用していくことができるようになります。
自分だけの強みを見つけることができれば大きな武器にしていくことができるので、ぜひご自身の強みは何かについて考えてみてください!