今回は下記の質問についてお答えしていきます。
- 内向型は仕事が出来ない?
- 内向型の人の強みって?
- 内向型の強みをを活かした働き方とは?
質問に対する答えは下記です。
内向型の強みを活かす働き方
- 仕事が出来ないのではなく仕事のやり方が違うだけ
- 内向型の強みは分析能力の高さ
- 強みを明確にすることでどんな仕事でも活躍することができる
内向型人間は仕事が出来ない人だなと1度は言われたことがあるかもしれません。
仕事が出来ないと思われる理由は弱みが現れているために起きてきます。
弱みを強みに変えることで、内向型の人だからこそできる仕事の成果の出し方があります。
内向型の人には多くの強みを持っており、そのうちの一つが分析能力の高さです。
分析能力が高ければどんな仕事でも活躍することができます。
強みと弱みは表裏一体です。
弱みに目を向けるのではなく強みを仕事にどう活かすかで自分らしい働き方を手に入れることができます。
今回は内向型の人が仕事が出来ないと思われる理由と強みを知り仕事に活かす方法についてお伝えします。
内向型は仕事が出来ないと言われる理由
内向型の人は仕事が出来ないと思われるのは、外向型の人が活躍しているように見えてしまうからです。
外向型の人は、どんな人とでもすぐに仲良くなったり、行動力があるのでテキパキ仕事をこなしていきます。
逆に内向型の人は人と仲良くなるのに時間がかかったり、なかなか行動に移せない人という印象を持たれたりします。
内向型が仕事が出来ないと思われる理由は3つあります。
内向型は仕事が出来ないと言われる3つの理由
理由1:コミュニケーションを上手く取れない
理由2:スピードが遅い
理由3:自ら話をしない
なぜ仕事が出来ないのかと思われる理由を一つ一つ理解することでその対処方法がわかります。
内向型は仕事が出来ないと言われる理由1:コミュニケーションを上手く取れない
内向型の人は人とコミュニケーションを取るのを苦手としています。
特に初対面の人だったり、あまり接点がない人と話をしなければならない時に何について話せば良いのかがわかりません。
コミュニケーションを取るのが苦手な1番の理由は世間話をしたくないからです。
内向型の人にとって世間話のように目的のない話をすることを嫌います。
人と仲良くなるためには雑談力が大事だと言われますよね。
この雑談をしたくないがために、内向型の人はコミュニケーションを取るのが苦手だと言われるのです。
対処法1:雑談ではなく質問をしてみる
目的のない話をするのは苦手ですが、目的のある話であれば問題なく話をし続けることが出来ます。
その際に大事なのが、自分の話をするのではなく、相手に話をしてもらうことに専念すればいいのです。
人の話を聞くことは苦にならないため、相手の方が話をしてもらう分には問題ありません。
相手の方に気持ちよく話をしていただくためには、質問をすることです。
ただ自分にとって興味のないことは聞くのも辛くなってくるので、自分が興味のあることについて質問をするといいです。
ビジネスについて興味があるのであれば仕事について聞いてみましょう。
- どんな仕事をしているのか?
- 仕事で大変だったことは?
- 今の仕事での喜びは何?
など、仕事について質問して相手のことを知ることに徹することは出来ます。
自分のことについて興味を持ってくれる人には誰しもが共感を持ちます。
世間話を目的のある話に変えることで内向型の人でもコミュニケーションを取ることができるようになります。
内向型は仕事が出来ないと言われる理由2:スピードが遅い
内向型の人は物事を進める前にじっくりと考え込むという動作が必要になります。
ずっと続けている仕事であればすぐに取り掛かることができるのですが、新しく始める仕事では頭の中でシミュレーションしてから取りかかりたいがために、進めるスピードが遅いと思われがちです。
決して仕事が遅いのではなく、トラブルが起きることを嫌うがために慎重になっているだけなのです。
慎重に物事を進めていきたいため、どうしても始めるのに時間がかかってしまいます。
対処法2:できることを増やしながら経験で補う
内向型の人は一度経験したことは無駄なくこなしていくことができます。
初めて行う仕事に対しては慎重になるため時間がかかりますが、やったことがある仕事に対してはやり方を知っているためすぐに実行することができます。
どんな仕事にも初めて行うということがどうしても発生してしまいます。
その時は慎重になるのも良いのですが、大きな失敗ではなく小さな失敗で済むものについてはまずはやってみるというのも手です。
大きな失敗をしてしまうと他の人に迷惑をかけたり、立ち直るのに時間がかかり過ぎてしまいます。
でも小さな失敗であれば後から補うこともできるし、進めるスピードを上げることができます。
すでにやったことがあることに関しては経験で補っていき、小さな失敗であれば恐れずにやってみる、もし失敗してもその経験を次に活かすというやり方を取り入れてみてください。
内向型は仕事が出来ないと言われる理由3:自ら話をしない
内向型の人は自分から話をするということはあまりしません。
そのため周りの人からは何を考えているのかがわからない人と思われてしまうことがあります。
自己表現することが得意ではないため、聞かれたことに関しては答えるということはしますが、自ら自分を曝け出すということは避けたがります。
対処法3:興味があることを見つける
内向型でも自ら話をすることがあります。
それは自分にとって興味があることや好きなことです。
内向型の人でも長い時間話をし続けたことがあるという経験を持っている方も多いと思います。
自分から話をすることの共通点は情熱を持っているかどうかです。
内向型の人は人よりもモノや数字に目がいきます。
つまりモノや数字に対しては興味を示すことが多いのです。
僕の場合であればアップル製品についてはついつい興味を示してしまいます。
新しいMac bookやiPadが発売されるとチェックしたり、アップル製品の話題になると話を聞いているだけで楽しくなってしまいます。
自分自身何に興味があるのかを知り、そのことについては誰よりも詳しい、このことについてはあの人に聞けば解決できるというポジションを手に入れれば相手の方から相談しにきます。
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相手からの質問に対して答えることは苦にならずにできるので、自分自身が何に興味を持っているのかを見つけることをやってみてください。
内向型の人が持っている5つの強み
内向型は下記の5つの強みを持っています。
内向型の人が持っている5つの強み
- 高い専門性
- 分析能力が高い
- 冷静さ
- システムや数字に強い
- 辛抱強い
強みを認識することで仕事が出来ない人から出来る人へ変えていくことができます。
一つ一つ見ていきましょう。
内向型の人が持っている5つの強み1:高い専門性
内向型の人は人脈と同じように広く浅くではなく、狭く深く一つのことに集中して取り組むことを好みます。
一つのことに対して取り組んでいくため、その分野に関しては深い知識を得ることができます。
詳細に強いという特徴も持っているため、何かわからないことがあると自分から調べてどんどん新しい知識を身につけていきます。
マニアと呼ばれる人の多くは内向型の人が多いのはそのためです。
内向型の人が持っている5つの強み2:分析能力が高い
内向型の人はわからないことがあると調べたがる性分にかられます。
自分で調べ上げ、頭の中で出来るだけシンプルに仕上げていきます。
そのため専門的なことでも内向型の人にかかれば、シンプルにわかりやすく伝えることができます。
一般の人でもわかりやすい手順書や説明書を作成することを得意としているのも内向型の人です。
内向型の人が持っている5つの強み3:冷静さ
何かトラブルがあると冷静に対応できるのが内向型の人で、騒ぎ出すのが外向型の人です。
外向型の人はトラブルが起きた時に解決できそうな人を探しにいきますが、内向型の人は冷静に現状を把握して自分で解決しようとします。
非常事態の時は多くの場合あたふたしてしまいますが、内向型の人は冷静に対応することができるるため機械やシステムを運用する専門家として活躍している人も多くいらっしゃいます。
内向型の人が持っている5つの強み4:システムや数字に強い
人に対して対応するよりもシステムや数字に対応することを得意としているのが内向型の人です。
人というのは感情で動く生き物でその時々によって対応が変化するため、内向型の人は扱いにくいなと感じてしまいます。
それに比べシステムや数字は、変わることはありません。
システムや数字に強い内向型の人だからこそトラブルなどが合っても大きな問題にならないように、事前にプログラムを組んだり非常事態時のマニュアルを作成して対応することができます。
内向型の人が持っている5つの強み5:辛抱強い
内向型の人は物事を長く続けることができます。
最初は上手くいかなくても試行錯誤を繰り返しながら、徐々に無駄をなくしながら行動を改善していきます。
改善を行うことで徐々にうまくいくようになり結果を出していくことができるようになります。
この辛抱強さがあるからこそ、高い専門性を身につけることができどんな分野でも活躍していくことができます。
内向型が苦手としている仕事で成果を出す方法
内向型の強みがわかったら次にやるべきことは、目の前の仕事にどう活かしていくかを考えることです。
どの分野の仕事でも内向型の強みを活かすことで活躍している方が多くいらっしゃいます。
まずは現状の仕事で上手くいっていない場合を考えていくことが大事です。
仕事などでうまくいっていない場合、弱みが現れていることがほとんどです。
その部分を解消することができれば、徐々に仕事でも成果を出していくことができるようになります。
僕の例を出すと、ホームページのヘッダー画像やパワーポイントのスライド作成をするのを苦手としていました。
同じような題材を出されたとしても、自分にはセンスがなく思ったようなものを作り出すことができません。
そこで僕が行ったことは、すでに出来上がっているモノを真似るところから始めました。
インターネットでヘッダー画像を検索して、良いなと思うモノをどんどんストックしていくのです。
1から新しいモノを作ることは難しいですが、すでに出来上がっているデザインを真似ることならできます。
少しずつ真似ていくことで、自分の中でデザインのストックができ、あとはそれをどんどん形にしていくことで苦手意識をなくすることができました。
これは内向型の強みでもある分析能力や辛抱強さを活用して、苦手なことを強みで補った一つの例になります。
目の前の仕事で上手くいかないのであれば、強みを活用することで別のやり方がないかを考えながら実行してみてください。
まとめ
今回は「内向型人間は仕事できない訳ではない!5つの強みで成果を出す働き方」についてお伝えしました。
内向型の人は仕事が出来ないということはありえません。
自分にあったやり方を見つけられていないだけです。
自分にあった働き方を見つけるためにも、まずはどんな強みを持っているかを把握することが大事です。
内向型の人が持っている5つの強み
- 高い専門性
- 分析能力が高い
- 冷静さ
- システムや数字に強い
- 辛抱強い
強みを知ることで、目の前の仕事にどの強みを活用すればいいかが見えてきます。
ここで挙げた強みは一例です。
内向型(スチールタイプ)には他にどんな強みがあるかを知りたい方は下記のページも参考にしてみてください。
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参考ウェルスダイナミクスのスチールタイプ(内向型)が向いている適職は?
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