今回は下記の質問についてお答えしていきます。
ポイント
- 内向型と外向型の割合は?
- 外向型の人が多い感じがするのはなぜ?
- 内向型の人にオススメな働き方は?
質問に対する答えは下記です。
外向型と内向型の割合
- 日本人は内向型の方が多い
- 両向型の人がいるため、内向型からみると外向型の方が多く感じる
- フリーランスや個人事業主は内向型にオススメな働き方
外向型と内向型の割合は3:1と言われていますが、これはあくまでも米国の場合。
日本の場合は内向型の方が多いと言われています。
内向型の人からすると外向型が多く感じるのは内向型と外向型の中間に位置する両向型が存在するためです。
両向型も内向型の人からすると外向型のように見えているだけなのです。
そんな内向型な人にオススメな生き方は、会社や組織のように周りの人に合わせるのではなく、マイペースな生き方ができるフリーランスや個人事業主のお仕事です。
でもいきなり独立するのはリスクが高いので、最初は副業から始めることをオススメします。
今回は内向型と外向型の割合や内向型の人としてオススメな働き方についてお伝えします。
外向型と内向型の割合が3:1って本当なの?
「内向型を強みにする」の著者であるマーティ・O・レイニーは外向型と内向型の割合は3:1だと本の中で伝えています。
そのため少数派である内向型の人にとって、現代は生きづらい世の中になっていると言われています。
でもこの割合は米国の場合に当てはまるだけで合って、国によって外向型と内向型の割合は異なってきます。
実は日本人は外向型よりも内向型の人の割合の方が多いのです。
その違いは日本と米国の人たちの生き方を見ればよくわかります。
日本人と米国人の違い
- 交流の広さが違う
- 表情の豊かさが違う
日本人と米国人の違い1:交流の広さが違う
映画などを見ていると米国人って本当にいろんな人とのやりとりを楽しんでいるなと思いませんか?
パーティなどを行う文化があったり、スーパーの店員と買い物客が世間話をしたりと陽気な一面がありますよね。
多くの人と交流することを好み、初対面の人ともすぐに仲良くなれるのは外向型の特徴です。
でも日本人は一人キャンプや一人焼肉をするのが流行ったり、店員と買い物客のやり取りは支払いの場合が多いと思います。
日本人にとっては自分の時間をマイペースに過ごせる環境が心地いいんだと思います。
日本人と米国人の違い2:表情の豊さが違う
上の写真の違いを見て感じることはないでしょうか?
日本人の笑顔は顔がにっこりするだけのことが多いのですが、米国人の笑顔は体も使って表現しています。
米国人のようにここまで楽しいという表現をする日本人の方ってあまりいらっしゃらないですよね。
内向型の人は喜怒哀楽による表情の豊かさはあまりなく、外向型の人は表情はとても豊かです。
もちろん内向型の人も心の中では喜んだり、怒ったり、悲しんだりするのですが、あまり表情には出づらい傾向にあります。
そのため、本当に喜んでいるのかどうかわかりづらいと思われることもあるのです。
日本人と米国人の2つの違いを見て、日本人の場合は内向型の人が多いなという印象を感じ取れたのではないかと思います。
他国になれば、また違った割合となります。
各国の文化が違うのと同じように、内向型と外向型の割合の違いも国によって現れてくるのも面白いところでもあります。
外向型の人が多いという感じがするのはなぜ?
では内向型が多い日本人にとっても外向型の方が多く感じるのはなぜでしょうか?
外向型の人の方が多く感じる理由は2つあります。
外向型が多いと感じる理由
- 内向型の人が外向型のように振る舞っている
- 内向型と外向型の両方の要素を持っている両向型がいる
外向型が多いと感じる理由1:内向型の人が外向型のように振る舞っている
一つは本来は内向型なのだけども、外向型の人のように振る舞っている人がいるからです。
学校や会社などのように団体行動しなければならない環境というのは、内向型の人にとって生きづらい世の中でもあります。
そのため人と交流しないことは悪いことだと感じてしまうことが幼少期からあり、一人でいるのではなくいろんな人と交流しなければならないと考えているのです。
元々人と交流することを苦手としているけども、頑張っていろんな人と仲良くすることを後天的に身につけた人もいます。
外向型の人のように振る舞うのが当たり前になり、自分自身が本来は内向型だという認識がない方もいらっしゃいます。
逆に外向型の人が内向型の人のようにならなければならない状況というのはほとんどんないため、外向型の人は外向型の人のままの方が多かったりします。
外向型が多いと感じる理由2:内向型と外向型の両方の要素を持っている両向型がいる
もう一つは内向型と外向型の真ん中に位置する両向型の人がいるためです。
両向型は内向型の部分もあるし、外向型の部分もある中間に位置します。
- 人と接することは苦手とはしていないが、大人数と接するよりも4、5人までの少人数を好む。
- 人とすぐに仲良くはならないかもしれないけど、初対面の人とでも交流することはできる
- 世間話をすることは苦にならない
など
外向型まではいかないけど人と接することを苦手とはしていない人たちです。
内向型の人からすると、自分が苦手としていることを両向型も外向型もできる人たちなので、全てまとめて外向型の人たちだと捉えてしまったりするのです。
この2つの理由から内向型の人にとっては、外向型の人の方が多いと感じることがあります。
下記のページでは内向型・外向型診断テストや両向型の人のことについても伝えています。
-
参考3種類の内向型・外向型診断テストを紹介!タイプの特徴や違いもお伝えします
続きを見る
内向型の人にオススメな働き方とは?
多くの会社はチームで動いたり、コミュニケーションを取れる人にとって働きやすい環境になっています。
逆に一人で黙々と仕事をする人にとっては生きづらいと感じることもあるかもしれません。
しかし内向型の人でも自分から率先して話をすることがあります。
それは自分の好きなことや興味があることについてです。
好きでもないことはそもそも興味がないので話をしていても楽しくないので疲れてしまいます。
好きなことであればそのことについて詳しく調査したり、取り入れたりしていることも多々あるので人に伝えたいという気分にもなるのです。
フリーランスや個人事業主の仕事のやり方は内向型の人に合っている
会社のような組織の中での働き方は内向型の人にはあまり向いていませんが、フリーランスや個人事業主のように自分のペースで仕事が進められる働き方は合っています。
最近はテレワークなどが導入している企業もありますが、決まった時間に会社に出勤して仕事を行うスタイルを導入しているところがほとんどです。
フリーランスの方は働く時間や場所を選ぶことができるため、自分のスタイルに合った働き方ができます。
またフリーランスの方は会社員とは違い、仕事自体を自分で選ぶことができます。
会社の場合、広報の仕事がしたいなと思っていたとしても、会社からの指示で営業部に所属したら営業の仕事をしなければなりません。
フリーランスだと仕事を頼まれたときに断ることもできます。
仕事の中身に魅力を感じない、やりたくない仕事、一緒に仕事をしたくない人がいるなど、自分には合わないなと思える仕事を選択できるのです。
好きなことや興味があることについては高い集中力を発揮する内向型の人にとってはとても向いている働き方になります。
しかし、いきなりフリーランスや個人事業主として働くことはリスクになることもあります。
会社員のメリットの一つが定額の給料を毎月いただけることです。
フリーランスや個人事業主の方は自ら仕事を選択できる代わりに、戴ける報酬は不安定になることも出てきます。
そのため、まずは会社の仕事をしながら副業でやりたいことや興味があることをするのがオススメです。
副業でやっている仕事が軌道に乗ってから独立したとしても遅くはありません。
内向型の人が自分らしい生き方をする秘訣について下記のページで詳しくお伝えしています。
-
-
参考内向型人間が生きづらい現代。楽な生き方10の秘訣と3つのステップ
続きを見る
まとめ
今回は「外向型と内向型の割合は本当に3:1?内向的な人にオススメな働き方」についてお伝えしました。
外向型と内向型の割合が3:1と言われているのは米国の調査であり、日本人の場合は内向型の人の方が多いと言われています。
外向型と内向型の他に両方の中間点に位置する両向型がいるため、内向型の人にとっては外向型の人が多いという印象を持ちます。
そんな内向型の人にオススメな生き方としては、会社や組織に縛られないフリーランスや個人事業主としての働き方です。
マイペースで働くことができ、自分のやりたい仕事も自由に選ぶことができます。
そんな働き方をしていきたい方はまずは副業から始めてみることをオススメします。
内向型の人はリスクを取ることを嫌い、じっくり物事を進める性格であるため、副業から少しずつやっていくやり方はとても合っていると思います。
このブログでは会社から自立する方法として副業を小さく始めることをお伝えしているので他のページも参考にしてみてください。