今回は下記の質問についてお答えしていきます。
- 人脈って嫌いな言葉でいいイメージがない
- 人との繋がりが多くあったり、すごい人と繋がっているとすごいの?
- 会いたい人と言われるようになるためには?
質問に対する答えは下記です。
本当の意味での人脈とは?
- 人脈を損得勘定で考えるのではなく、双方にとっていい関係と捉える
- 人との繋がりは多さではなく深さで考える
- 相手から求められる存在になることが第一歩
人脈という言葉を聞くと悪いイメージを持つという人もいらっしゃると思います。
僕自身も人脈ってあまり良いイメージはありませんでした。
実際にそんな気持ちで繋がろうとしても、上手くいかないし、良いことなんて起きません。
またこれからの世の中は会社の中だけではなく、会社の外の人たちと接する機会を多く作ることで確実に自分の視野を広くしてくれます。
そのためには周りから求められる人間になることが必要です。
今回は人脈という言葉の意味を考え、人と繋がることの重要性についてお伝えします。
人脈を損得勘定で考えると上手くいかない
ビジネスをする人にとって人脈はとても大事とはよく聞くけど、言葉自体が下品で嫌いという人も多いです。
自分のビジネスを上手く軌道に乗せるために人脈を利用すると考えている人もいるため、あまり良くないイメージを持たれていないかもしれません
でも本当の意味は双方にとってwinwinの関係性であるという言葉でもあるのです。
自分にとってだけではなく、相手の方にとってもメリットがあるからこそより良い関係性を長く続けることができます。
相手にとって求められる存在にならなければならない
人脈が活かされるタイミングがあります。
それは相手の方があなたが持っている価値に魅力を感じたときです。
つまりどんなに多くの人と繋がったとしても、価値提供できるものがなければただの繋がりがあるだけということになります。
僕自身もある方にすごく気にかけてもらえたという時期がありました。
その際に自分がまさにやりたいことをやらせていただけるチャンスのお話を頂いたのですが、残念ながらまだ提供できる価値がありませんでした。
今のタイミングではないねということで、チャンスの話がなくなったのです。
人脈は自分自身がお役に立てられる存在になったときに始めて活かすことができるようになります。
人脈は多くの人と繋がるのではなく、繋がるべき人と深く繋がる
会社の外でいろんな人たちと会ったりすると自然とSNSなどで繋がっている人の数が増えていきます。
特にFBは友達という括りで表示されるため、多くの人と友達になったことで自分がすごくなったと錯覚する人も出てきます。
でも人脈は多くの人と繋がっただけではあまり意味がありません。
多くの人と繋がるよりも、少ない人で良いので繋がるべき人と深く繋がることがとても重要です。
深く繋がるようになるとチャンスが舞い込んでくる
インターネットがこれだけ発展したことによって、これまでは簡単に繋がることができなかった人にも気軽にアクセスできるようになりました。
魅力的な人はSNSというレバレッジを効かせて少ない労力で多くの人に影響を与えることができます。
ただ、誰でも簡単に繋がることができるようになった反面、今まで以上に人と繋がるためには大事にしなければならないものが出てきました。
それは信頼です。
誰でも繋がれるようになった分、何か仕事をお願いしたいと考えている方は信用できる人にしか回さなくなってきているのです。
自分自身に置き換えてみたらわかるのですが、大事なお仕事を任せたいと考えたときに、周りを見渡した時に誰にお任せするでしょうか?
おそらく、求めている専門的な知識を持っている人か、この人なら信頼して仕事を任せられるという人のどちらかだと思います。
信頼がある人は深く繋がっている人です。
ビジネスのチャンスというものは信用できる人に集まってきます。
人脈を活かすためには価値を向上させ、深く繋がること
人と繋がっただけでは自分がすごくなったと勘違いする方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん自分よりも上のレベルの人たちと繋がったり、いろいろと挑戦している人が身近にいることで自分自身のモチベーションも上げることはあります。
ただし、本当の意味での人脈を活かすためにはやるべきことの順番があるのです。
まずやるべきことは自分が何者なのかを知り、繋がりたいと思っている人は何を求めているのかを知ることです。
価値提供できることと相手が求めていることが一致すれば、より良い関係性を築いていくことでどんどんチャンスを得ていくことができるようになります。
自分の価値を明確にする方法
自分にはどんな価値があるのだろう、どんな価値提供ができるかわからないという方も多いと思います。
そんな方はまずはこれまで行ってきた仕事の棚卸しをしてみてください。
1つの会社ではなく複数の会社で仕事をこなしてきた方であれば、それぞれの会社で得てきた知識やスキルがあると思います。
ずっと1つの会社に所属しているのであれば、会社の中で何を経験してきたかを紙に書いてみてください。
また仕事以外のことでも良いです。
プライベートではどんなことをしていますか?
熱中していること、ちょっと楽しいと感じていること、何気なくしていることの中で周りの人がお金を払ってでも欲しいと思えることがあります。
こんなことを言うと私にはこれまで築いてきた価値がありませんと言われる方もいらっしゃいます。
毎日のように仕事に向かって多くの時間を会社で過ごしているので必ずこれまでに磨いてきた価値があるはずです。
- パソコンのセットアップ
- 無料でできる音声編集のやり方
- 難関資格を取得する社会人勉強方法
- 会社の仕事を楽しむ秘訣
- 学びと収入を同時に得る副業
これらは僕自身がこれまで会社の内外で培ってきた価値提供できるものです。
何もないと思っていた人生が実はいろんな経験をして今の自分がいます。
振り返ってみると最初は上手くいかなかったけど、試行錯誤して得てきたものが必ずあるはずです。
ぜひ一度時間をとって考えてみてください。
また内に秘めている価値を6つの価値に分けて考えると、書き出しやすくなります。
やり方は下記のページで詳しくお伝えしています。
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参考やることが多すぎる?時間がない人に必須の5ステップ攻略法
続きを見る
明確にした価値を必要としている人に届ける
明確にした価値はそのままにしていても何も変わりません。
価値は提供して始めて活きてきます。
あなたが壁にぶつかって試行錯誤しながら乗り越えてきたことが、今必要としている人が必ずいます。
出会った人の中で悩みを解決できる人がいるのであれば、まずは自分自身の体験を通じて価値提供してみてください。
初めはうまく伝えられないかもしれませんが、何度も何度もやっていくことで相手の方にもわかりやすく伝えられるようになり感謝されます。
人は自分に対して良いことをしてもらった人に何かしらのお礼をしたいものです。
相手の方が提供できるものの中であなたが喉から手が出るほど欲しいものがあるかもしれません。
本来であればお金を出して得るものが、相手の方にも喜んでもらって自分も嬉しいし、さらに得るものがあると考えると人との繋がりというものはとても素敵なものです。
より良い人との繋がりを築いていく方法については下記のページでお伝えしています。
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参考ウェルスネットワークはビジネスに欠かせない人脈の作り方
続きを見る
人脈という言葉に苦手意識がある人は、人脈という言葉を使わずにご自身が周りの人にできることは何があるかというところから考えてみてください。
まとめ
今回は「人脈は嫌いな言葉。下品、自慢に聞こえる、くだらないと言う人に伝えたいこと」についてお伝えいたしました。
自分にとって良い人との繋がりではなく、相手の方にとっても良い繋がりを作っていくためにはあなたと繋がりたいと思われる人になる必要があります。
そのためには自分にはどんな価値が提供できるのかを周りの人に聞いてみると良いです。
自分一人で深掘りすることはもちろんですが、自分のことは当たり前のことすぎてわかりづらいという点もあります。
自分の良いところについて教えてもらったら、相手の方の良いところも伝えてあげてくださいね。
そうすることでより良い関係性を築いていくことができます。
まさにwinwinな状態を作ることができるんですね。