今回は下記の質問についてお答えしていきます。
- 内向型は人に馴染めない人?
- 内向型に適した人付き合いのコツとは?
- 内向型の人にオススメな生き方は?
質問に対する答えは下記です。
内向型に適した人付き合いのコツ
- 内向型の人は刺激に敏感なところがある
- 人付き合いは狭く深く作っていくのが上手くいくコツ
- 好きなことや目的に繋がる人との関係性を築いていくことが大事
内向型の人は人と接することに消極的になる面があるため、なかなか馴染めない人と思われることがあります。
でも決して人嫌いなわけではありません。
初対面の人や大勢の人と接すると疲れてしまう傾向にあるため、どうしても人との接触を避けてしまうのです。
しかし人と接するのが苦手な内向型の人にもいいところがあります。
それは長くいい関係性を作っていくことができるという点です。
内向型の人はこの人と決めた人への忠誠心はとても高いので、より良い関係性を構築していくことができます。
また内向型の人は自分自身が好きなことや興味があることについてであればいくらでも話をすることができます。
つまり、好きなことや人生の目的に繋がる人とだけより良い関係性を築いていけばいいのです。
今回は内向型の人にオススメな人付き合いのコツについてお伝えします。
内向型の人が人付き合いで消耗してしまう理由
会社の仕事やプライベートでも友人関係が狭いことに悩んだことがある内向型の人もいると思います。
大勢の人が集まる飲み会に行くことに憂鬱な気分になったり、初めて会った人とどんな話をすればいいのか悩んだりと気疲れすることも多いです。
それに比べて外向型の人は大勢の中でも楽しくお話をしたり、初対面の方とも上手くコミュニケーションを取ることができます。
内向型と外向型の人とではここまで大きな違いが出てくるのかを知るためには、それぞれの特徴を見るとよくわかります。
内向型と外向型の3つの違い
内向型と外向型の人の違いを下記の3つのことに絞ってお伝えします。
内向型と外向型の3つの違い
- 関心の向き
- エネルギー源
- 人間関係の構築方法
内向型と外向型の違い1:関心の向き
内向型と外向型の人とでは関心の向きが違います。
- 内向型の関心:内側へ向く
- 外向型の関心:外側へ向く
内向型の人は関心ごとが内側に向くため、周りの人よりも自分自身が興味があることに関心が向きます。
そのため興味があることが出てくるとじっくりと集中して取り組んでいきます。
周りの人から見るといつも一人でいるなと思われることがありますが、一人でいた方がより集中できるため心地良かったりするのです。
外向型の人は関心ごとが外側に向くため、周りの人に興味を持ちすぐに話をしたくなります。
人に興味があるため相手の方に対していろんな質問をしたりするのです。
相手の方からすると質問をされるので、自分に興味があるのかなと感じ親近感が湧くということが起きてきます。
そのため外向型の人はすぐに人と仲良くなるという特徴を持っています。
内向型と外向型の違い2:エネルギー源
内向型と外向型の人とではエネルギーの回復方法が違います。
- 内向型のエネルギー源:一人の時間で回復する
- 外向型のエネルギー源:人と接触することで回復する
内向型の人は多くの人と接すれば接するほど疲弊してしまいます。
相手の人に気を使ったり、何について話せばいいのかなと考えているうちにどんどんエネルギーを消耗してしまうのです。
消費したエネルギーを回復するためには、一人の時間を持つことが必要になってきます。
一人の時間を持つことで徐々にエネルギーを回復することができます。
そのため内向型の人は一人でいる時間を持ちたくなるということが起きてきます。
外向型の人は多くの人と接すれば接するほど、どんどん元気になっていきます。
人と話をすることが大好きなため、話せば話すほど周りの人からパワーをもらうことができます。
外向型の人がいるところにはいろんな人が集まるようになり、いつの間にか中心メンバーとして活躍していたりもします。
一人の時間を持つことが必要な時もありますが、一人の時間が長すぎると元気がなくなったり、人と喋りたい衝動に駆られたりします。
内向型と外向型の違い3:人間関係
内向型と外向型の人とでは人間関係の幅や深さが違います。
- 内向型の人間関係:狭く深い関係性
- 外向型の人間関係:広く浅い関係性
内向型の人の人間関係は狭く深いという特徴を持っています。
多くの人と接することは苦手としていますが、この人と仲良くなりたいという人が見つかると長い関係性を築いていくことができます。
初対面の人と話すときは疲れてしまいますが、普段から接している人とであれば気を遣うこともほとんどんありません。
一度仲良くなった人であれば、悩みを相談しあったり、情報を共有し合うこともよくあります。
外向型の人の人間観家は広く浅いという特徴を持っています。
初対面の人とでもすぐに仲良くなれたり、多くの人と接することを得意としているため人間関係はとても広い人たちです。
ただ、多くの人と接するということは人にかけられる時間も限られてくるため、最初は盛り上がるけど長い関係性になることはあまりありません。
内向型の人よりも浅い関係性の人たちが多くなりがちなのはそのためです。
下記のページでは内向型と外向型の他の特徴についても伝えています。
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参考内向型人間が生きづらい現代。楽な生き方10の秘訣と3つのステップ
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内向型の人付き合いは狭く深く作っていけばいい
内向型と外向型の違いでお伝えした通り、内向型の人は狭く深い関係性を作っていくことを得意としています。
無理に外向型の人のようにいろんな人との繋がりを作らなければならないと思い込んでしまいがちですが、実はそうではありません。
狭く深い関係性を構築することで得られるメリットもあれば、広く浅い関係性を構築することで得られるメリットもあります。
内向型の人が持っている人との繋がりは多くはないかもしれませんが、個々の人とのより良い関係性を作っていくことができます。
深い関係性を築いた人同士だからこそ、いざというときに助けあったり、協力し合うことができます。
そこからビジネスに発展したり、構築した信頼関係を通じて仕事を任せてもらえたりなど、深い関係性を築いた人たちからチャンスを頂いたりすることができるようになります。
自分に必要な人との繋がりを構築していくことに専念する
内向型の強みである狭く深い関係性を構築すればいいことがわかると、仕事やプライベートで無理に人脈を新たに構築する必要がないことがわかります。
すでに繋がっている人との関係性をより良いものにすることで、そこから徐々に関係性が広がっていきます。
内向型の人は自分から話しかけることは苦手としていますが、相手の方から質問されたことに対して答えることはできます。
そのため特定の分野に関しての専門家になったり、自分が好きなことについて話せるものがあると、そこから交友関係を広げていくこともできるのです。
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参考内向型は他人に興味がない?強みを活かす3ステップコミュニケーション術
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内向型の人は興味を持ったことに対する集中力はとても高く、疑問に思ったことは自分で調べるという特性もあるため、どんどん詳しくなっていきます。
すでに持っている強みを活かすことで内向型の人だからできる人脈作りを構築していくことができるようになります。
内向型にオススメな生き方は情熱と人生の目的に必要な人脈を作っていくこと
内向型の人に限らず、人と繋がる際に大事なことは自分が好きなことや目的に必要な人かどうかという視点を持つことです。
人生に必要な人と繋がっていれば、無駄に人に気を遣うことなくストレスのない人生を送ることができます。
逆にオススメできない生き方は、いろんな人との繋がりを作ることに専念して疲弊してしまうこと。
多くの人との繋がりを作ることもいいのですが、繋がるだけで疲れてしまい、その後の関係性を作っていけないのであれば意味がありません。
人との繋がりが多ければ多いほど、人はぶれやすくなります。
人からの影響を受けやすくなり、本来やるべきこととは違うことを始めてしまうのです。
それは自分の人生を歩むのではなく、他人の人生を歩むことにもなります。
情熱があることを明確にし、人生の目的に向けて動き出すことで、今までとは全く違った人生を歩むことができます。
内向型の人は情熱があることであれば進んで関係性を作っていくことができるし、目的が明確になっていれば意味のある話ができるので苦になりません。
またやるべきことが明確になればなるほど、物事に集中して取り組んでいくことができます。
そうなれれば自然と必要な人との繋がりを作っていくことができるようになるのです。
下記のページでは自分の軸を作る際に必要な情熱や目的、人脈についてお伝えしています。
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参考ウェルスフィットネスは自分軸を整える6つの内に秘める価値
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まとめ
今回は「内向型人間は周りに馴染めない?内向的な人に適した人付き合いのコツ」についてお伝えしました。
内向型の人には下記の3つの特徴があるため、外向型の人のように無理に人との繋がりを広げていく必要はありません。
内向型の3つの特徴
- 内向型の関心:内側へ向く
- 内向型のエネルギー源:一人の時間で回復する
- 内向型の人間関係:狭く深い関係性
本来必要としている人との繋がりを深めていくことが重要です。
より良い関係性を長く作っていくことで、本当の信頼関係を作ることができます。
誰と繋がればいいのかというと、自分の情熱と人生の目的に必要な人たちと繋がればいいのです。
共通の情熱と目的を持っている人であれば、同じ目標に向かって進む仲間になったり、必要な情報や支援をいただけるメンター的役割にもなっていただける人も出てきます。
誰と繋がればいいのかに目を向けるのではなく、まずは好きなことや世の中に伝えていきたいことを明確にすることから始めることがとても大事になってきます。