今回は下記の質問についてお答えしていきます。
- マルチタスクが苦手な人の強み、弱みは?
- マルチタスクが苦手な人に向いている仕事は何?
- マルチタスクが苦手な人に向いていない仕事は何?
質問に対する答えは下記です。
マルチタスクが苦手な人の適職
- マルチタスクが苦手な人の強みは一つのことに集中する「集中力」、弱みは臨機応変な対応が苦手なこと
- マルチタスクが苦手な人に向いている仕事は人と一つのことに集中して行う仕事
- マルチタスクが苦手な人に向いていない仕事はチームで行う仕事
結論として、マルチタスクが苦手な人は一人で進めていく仕事に向いています。
商品開発やWebデザイナー、ライターやアフィリエイターなどご自身のペースで自由に決められる仕事だと伸び伸びこなしていくことができます。
逆に向いてない仕事はチームなどで進めていく仕事です。
複数の仕事を同時に進めたり、周りの人を気遣うことを苦手としているため、チームの人と共に進めていく仕事は苦手としています。
チームで動くことになると自分のペースよりも相手のペースに気を使うことが増える点からもあまりうまくいかない傾向にあります。
適職を見つける際は、自己分析の習慣を身につけることが大事になってきます。
3週間だけ自分のことを見つける時間をとりたい方は下記の習慣化ノートを活用してください
マルチタスクが苦手な人=シングルタスクの人
マルチタスクが苦手な人ということはシングルタスクが得意な人です。
そのためここからはマルチタスクが苦手な人=シングルタスクの人として説明していきます。
シングルタスクの人は、複数のことを同時に行うことを苦手としているが一つのことを集中的に行うことができます。
逆にマルチタスクの人は、複数のことを同時に進めていくことができますが、スピード感を持って進めることは苦手としています。
マルチタスクの人が複数の仕事をこなすことができるのは、ゆっくり仕事を進めることができるからです。
仕事の進捗状況を確認し、周りの状況を見ながら進めることができるので確実に前へ進んでいきます。
スピードが速いシングルタスクの人は仕事を早く進められるけど、細かいところまで手をつけられていないことが多いです。
そのためスタートダッシュが求められる仕事ではシングルタスクの方の力が必要とされ、ある程度安定してきた仕事ではマルチタスクの方の力を必要とされます。
そんなシングルタスクの人にはそれぞれ下記の強みと弱みを持っています。
強みと弱みを認識し、弱みをカバーしながら強みを発揮していくことが大事です。
シングルタスクの3つの強み
シングルタスクの人には下記のような強みを持っています。
シングルタスクの人の強み
- 興味あることには高い集中力を持っている
- スピード感を持って物事に取り組むことができる
- 直感力に優れているため創造性が豊かである
シングルタスクの強み1:興味あることには高い集中力を持っている
シングルタスクの人は自分の好きなことには他のことにも目を向けず仕事に没頭することができます。
逆に好きなことではなかったり、興味がないことにはなぜこれを自分がやらなければならないのかと思ってしまいやる気を失ってしまいがちです。
そのため複数の仕事を同時にこなしていくことよりも、興味がある一つのことに集中して取り組むことを得意としています。
周りのことには目を向けず目の前のことに時間を忘れて黙々と進めていくことができるほど高い集中力を発揮することができます。
シングルタスクの強み2:スピード感を持って物事に取り組むことができる
シングルタスクの人は一つのことに集中して取り組むことができるのですが、さらには高いスピードを持ってどんどん仕事をこなしていく方が多いです。
考えながら行動するのではなく、行動しながら考えることができるためまずはとにかく手をつけていくことができます。
特に最初のうちは形にしていくことが必要なので、スタートダッシュが求められる時にはシングルタスクの人が活躍します。
シングルタスクの強み3:直感力に優れているため創造性が豊かである
シングルタスクの人は直感力に優れているため、他の人には思いつかないアイデアを出したりすることができます。
マルチタスクの人もアイデアを出しますが、実現しそうなアイデアである場合が多いです。
その点シングルタスクの人は創造性を活かして、今までにない商品や企画を考えたりします。
創造性が豊かであるからこそ、他の人との差別化を図ることができます。
その点からもスタートダッシュを必要とする分野の仕事で力を発揮することができます。
シングルタスクの3つの弱み
シングルタスクの人には下記のような弱みを持っています。
シングルタスクの人の弱み
- 周りの状況に合わせて仕事をこなしていくこと
- 予期しない状況に陥ること
- ストレスに弱い傾向がある
シングルタスクの弱み1:周りの状況に合わせて仕事をこなしていくこと
自分が思ったように物事を進めることを好むため、他の人のことに配慮しながら進めていくことは苦手としています。
特にチームで動くような場合、仕事の進捗は人によって変わるため周りの状況を見ながら進めていくことが求められます。
シングルタスクの弱み2:予期しない状況に陥ること
自分自身がイメージした通りに商品を作ったり、事業を運営したりしたいので思い通りにいかないとイライラしてしまうことがあります。
そのため予期しない状況に陥ったりすると急に起こり出したり周りに八つ当たりする人も出てきます。
自由に物事を決めながら進めていくことを好みます。
シングルタスクの弱み3:ストレスに弱い傾向がある
自分の思い通りに進めたいが意外にストレスに対しては弱い傾向があります。
自己重要感を強く求めている人が多いため、自分のことが求められていなかったり反対されたりするとすごく落ち込みます。
シングルタスクの人に対しては優しく接していくことが必要です。
シングルタスクに向いている3つの適職
シングルタスクに向いている3つの適職は下記の3つです。
シングルタスクの人の適職
- 商品開発や事業事業
- クリエイティブ系の仕事
- ブログ運営やライターなどのフリーでできる仕事
シングルタスクの適職1:商品開発や新規事業
シングルタスクの人は何もない状態から新しいものを作り出す仕事に向いています。
商品開発や新規事業のように1から作り出す仕事では、如何に早くスタートを切れるかどうかが大事です。
そんな時に動きながら考えることができる人は実際にやってみてうまくいくかどうかを検証しながら進めていくことができます。
また豊かな発想力を生かして、他の人には考え出すことができない創造的な商品を生み出すこともできます。
直感力と想像力を持ち合わせているシングルタスクの人にこそ向いている仕事です。
シングルタスクの適職2:クリエイティブ系の仕事
シングルタスクの人には下記のようなグリティブ系の仕事も向いてます。
- Webデザイナー
- ゲームクリエイター
- 動画クリエイター
- イラストレーター
- グラフィックデザイナー
デザインや映像に関わる仕事で顧客や上司から依頼されたイメージを具体的な形に制作する仕事を得意としています。
ここでも創造力を活かすことができます。
顧客が伝えていることを創造力を生かして実際に形作ることができるのです。
言われたことを形にするためにはそれなりの時間がかかったり、ある程度の経験が求められてきますが、創造力を生かしてすぐに作ることができるのがシングルタスクの人の特徴になります。
シングルタスクの適職3:ブログ運営やライターなどフリーでできる仕事
シングルタスクの人は組織で働くよりもフリーランスとして働く方が向いている方が多いです。
フリーランスの仕事の多くは一人でできる場合がほとんどで黙々と作業を進めていくことができます。
- ブログ運営
- ライター
- ユーチューバー
など、好きなことや興味がある分野では集中して取り組むことができ、どんどんその分野について詳しくなり成長していきます。
結果を出すことができるようになれば、クライアントからの紹介でどんどん仕事が舞い込んでくるということが起きてきます。
一人で好きなことを仕事にしていくフリーランスのような仕事にシングルタスクの人は向いています。
ここまで適職についてお伝えしてきましたが、向いていることだけで転職してしまうと、また転職するということを繰り返す可能性があります。
転職を繰り返すことは避けたいという方は下記のページをご覧ください。
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参考転職を繰り返す人必見!自己分析を習慣化してキャリアを成功させる方法
続きを見る
マルチタスクが苦手な人が弱みを克服する方法
シングルタスクの人は同時並行で物事を進めていくことを苦手としている理由は物事を進めるスピードが早すぎるからです。
マルチタスクな人はゆっくり物事を進めることができるため、それぞれの状況に合わせることができます。
しかし、シングルタスクの人はどんどん前へ進めていくので目の前のことに没頭してしまいます。
没頭すると他のことに気を使うことができずになってしまうのです。
シングルタスクの人はスケジュールや進捗状況に合わせて進めていく
シングルタスクの人が複数の業務をこなしていく際にはタイムスケジュールごとや進捗度ごとに別の仕事に切り替えていくことが必要です。
例えば、午前中はAの仕事、13時〜15時まではBの仕事、15時〜17時半まではCの仕事のように時間で区切ることでそれぞれの仕事を集中して取り組むことができます。
中途半端で終わらせるのが難しいのであれば、進捗度で区切るのもいいです。
Aの仕事が区切りとなる50%まで進んだらBの仕事に取り掛かるように、進捗状況に合わせて進めていくこともできます。
区切りをつけることで一緒に取り組む人たちも状況に合わせて一緒に進めることができるので喜ばれます。
同時に複数の仕事をこなしていくのではなく、区切りをつけて行っていくことで複数の仕事をやりながら進めていくことができます。
マルチタスクが苦手な人のタイプの活かし方を知る
マルチタスクが苦手な人はウェルスダイナミクスのタイプでいうと「ダイナモ」の人が当てはまります。
ダイナモの特徴を知ることで得意なことを活かしながら苦手なことを克服することができます。
ダイナモタイプの特徴については下記のページでお伝えしています。
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参考ウェルスダイナミクスのダイナモタイプ(直感型)に向いている適職は?
続きを見る
まとめ
今回はマルチタスクが苦手な人に向いている適職は?シングルタスク向けの仕事」についてお伝えしました。
向いている仕事についてお伝えしましたが、大事なことは自分の特性を理解した上で仕事にどう活かしていくか考えながら実行することです。
同じ仕事でもその人ごとに適した仕事のやり方は変わってきます。
ご自身の才能の活かし方を身につけ、仕事の成果も上げていきましょう。