今回は下記の質問についてお答えしていきます。
- 不器用な人の強み、弱みは?
- 不器用な人に向いてる仕事は何?
- 不器用な人に向いてない仕事は何?
質問に対する答えは下記です。
不器用な人の適職や特徴
- 強みは粘り強さ、弱みは臨機応変に対応できないところ
- 不器用な人に向いてる仕事はコツコツ取り組める仕事
- 不器用な人に向いてない仕事はマルチタスクの仕事
結論として、不器用な人には一つのことに集中して取り組める仕事に向いています。
逆に一つのことではなくいろんなことをこなさなければならないようなマルチタスクが求められる仕事はあまり向いていません。
苦手な仕事の対処方法も伝えているのでそちらも参考にしてみてください。
適職を見つける際は、自己分析の習慣を身につけることが大事になってきます。
3週間だけ自分のことを見つける時間をとりたい方は下記の習慣化ノートを活用してください
不器用な人が持っている7つの強みと弱み
不器用な人に向いている仕事や向いていない仕事を把握するためにはどんな強みや弱みを持っているかを知る必要があります。
不器用な人にはそれぞれ強みと弱みを持っています。
強みと弱みを認識し、弱みを強みでカバーしていくことで成果を出していくことができます。
不器用な人が持っている7つの強み
不器用な人には下記のような強みを持っています。
不器用な人の強み
- 一つのことに集中できる
- 仕事が丁寧
- 真面目
- 粘り強い
- 失敗しても何度でもチャレンジできる
- 向上心が高い
- 詳細に強い
不器用な人は一つのことに集中しながら進めていくことができるので、高い専門性を身につけていくことができる人が多いです。
仕事を丁寧にこなし真面目に取り組んでいくので、周りの人たちとの信頼関係も徐々に深めていくことができます。
また1度や2度の失敗にもめげずに果敢に問題に取り組んでいけるので粘り強さも持ち合わせています。
細かいマニュアルなどを読むことも得意としているため、他の方が知らないことにも詳しいというのも不器用な人の特徴です。
専門性を必要とする仕事では不器用な人が多く活躍しています。
不器用な人が持っている7つの弱み
不器用な人には下記のような弱みを持っています。
不器用な人の弱み
- 作業のスピードが遅い
- 情報が多すぎると混乱してしまう
- 決断するのに時間がかかる
- マニュアル通りにしか対応できない
- 自ら行動ができない
- 理解するのが遅い
- 頑固なところがある
同じ作業を続けることは苦としませんが、作業スピードは早くはありません。
情報が多すぎると何から手をつければいいか迷ってしうため、物事を決断するためには考える時間を必要とします。
決まった通りに物事を進めることは得意としていますが、マニュアルにはないことをしなければならない時は判断に困ってしまいます。
自ら決めて行動することが苦手なため、変化が激しいところでは力を発揮しづらいです。
細かいことを把握することは得意としますが全体像を捉えることは苦手としているため、大枠を理解するのに時間がかかります。
自分の考えと違うことを指摘されると反発するところもあり、周りの人からは頑固と思われることもよくあります。
次にそんな不器用な人に向いている適職と向いていない仕事を紹介します。
不器用な人に向いている5つの適職
不器用な人には下記のような仕事が向いています。
不器用な人に向いている5つの適職
- 物事を組み立てる仕事
- マニュアル通りに進める仕事
- 数字や計算を必要とする仕事
- 職人のように極める仕事
- 在宅で行う仕事
不器用な人に向いてる仕事1:物事を組み立てる仕事
製造業や大工など物事を組み立てていく仕事を得意としています。
正確性を必要とするような精密機械など細かい作業はそつなくこなしていきます。
不器用な人に向いてる仕事2:マニュアル通りに進める仕事
やり方がすでに決まっているマニュアル化されていることを正しく行う仕事は淡々とこなしていきます。
細かい点も一つ一つ確認しながら進めていくことができるので、正しい順序で行うことができます。
不器用な人に向いてる仕事3:数字や計算を必要とする仕事
数字や計算など数値を扱う仕事を得意としています。
経理やシステム系など一人でじっくり考えながら行うことができます。
不器用な人に向いてる仕事4:職人のように一つのことを極める仕事
専門職や研究職のように狭くて深い分野を極めていく仕事に向いています。
専門的な仕事には不器用な人が大勢活躍しています。
不器用な人に向いてる仕事5:在宅で行う仕事
在宅業務は自分一人で行う仕事のため、集中して取り組めるという方が多いです。
グループで進めるよりも一人でじっくりと取り組める仕事の方が高い集中力を発揮します。
ここまで適職についてお伝えしてきましたが、向いていることだけで転職してしまうと、また転職するということを繰り返す可能性があります。
転職を繰り返すことは避けたいという方は下記のページをご覧ください。
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参考転職を繰り返す人必見!自己分析を習慣化してキャリアを成功させる方法
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不器用な人に向いてない5つの仕事
不器用な人に向いてない仕事は下記の5つです。
不器用な人に向いていない仕事
- マルチタスクが求められる仕事
- 臨機応変に対応することが求められる仕事
- スピードが求められる仕事
- コミュニケーション能力を必要とされる仕事
- 大勢の人と会う仕事
不器用な人に向いてない仕事1:マルチタスクが求められる仕事
不器用な人は一つの仕事に取り組むことは得意としていますが、様々な仕事をこなすことを苦手としています。
そのためマルチタスクが求められる仕事では、一つに集中することができずどれも中途半端に終わってしまうことがあります。
不器用な人に向いてない仕事2:臨機応変に対応することが求められる仕事
決まったことを取り組むことはできますが、状況によって変化が求めあられる仕事ではどうすればいいかがわからず止まってしまいます。
イベントや新規事業など場面ごとに臨機応変に対応しなければならない仕事には向いていません。
不器用な人に向いてない仕事3:スピードが求められる仕事
不器用な人は慎重に物事を進めたいので、スピードが求められる仕事では力を発揮できません。
正確性を大事にするためなかなかスピード感を持って物事を進めることができません。
不器用な人に向いてない仕事4:コミュニケーション能力を必要とされる仕事
一人で黙々と仕事をすることを好むため、会話や打ち合わせなどが多い仕事では気が散ってしまいます。
特に初対面の方など知らない方とコミュニケーションを取ることは苦手としています。
不器用な人に向いてない仕事5:大勢の人と会う仕事
機械を触ったり物作りすることは得意ですが、大勢の人と関わり合いながら仕事をしなければならない職業は苦手としています。
営業など人と接することが多い仕事だと疲弊してしまうため、一人の時間を必要とします。
そんな不器用な人でもこれからお伝えする方法を活用することで苦手なことを克服することもできます。
不器用な人が苦手なことを克服する方法
苦手なことを克服するためには下記のことに取り組むといいです。
苦手なことを克服する方法
- イメージトレーニングをする
- 1日のスケジュールを決めて行動する
- 事前準備をしっかり行う
- 仕事ができる人のやり方を観察する
- タイプの違う人と協力をする
克服する方法1:イメージトレーニングをする
言われたことをすぐに実行することができなので、一度頭の中で物事を組み立てることで理解をすることができるようになります。
何をやるべきかをきちんと把握することで、始めて取り組むことにも積極的に進めていくことができます。
克服する方法2:1日のスケジュールを決めて行動する
スケジュールを組まないで初めてしまうと取り組んでいることのみに集中してしまい、他のことが手につかなくなってしまうことがあります。
与えられた仕事が複数ある場合には優先順位を付け、スケジュール通りに行っていくことが必要になります。
克服する方法3:事前準備をしっかり行う
不器用な人はいきなり本番を迎えても力を発揮しづらいので、事前準備をすることが大事になってきます。
準備を整えておくことで本番時にはすぐに作業に取り掛かることができます。
また準備をすることで何をすべきかを事前に把握することもできます。
克服する方法4:仕事ができる人のやり方を観察する
仕事ができる人は取り組んでいる作業の中で抑えるべきコツを掴んでいます。
そのコツを身につけることができれば、仕事ができる人と同じように結果を出していくことができるようになります。
ご自身が苦手としていることで結果を出している人はどんなふうに仕事に取り組んでいるか観察してみてください。
克服する方法5:タイプの違う人と協力をする
苦手なことを自分一人で全て行うことは大変です。
人には得意なことと苦手なことをそれぞれ持ち合わせています。
自分が苦手なことを得意としている人もいるので、苦手なことを代わりにやってくれる人と協力することも大事です。
逆に相手の方が苦手なことを代わりに取り組むことでお互いにとってwinwinの関係になることができます。
不器用な人の特徴を知り、タイプごとの活かし方を知る
不器用な人はウェルスダイナミクスのタイプ分けでいうとスチールの方が当てはまります。
スチールの方は詳細に強く、最後までやり遂げることを得意としています。
その反面、人とコミュニケーションをとったりすることや新しいことに取り組むことは苦手としています。
スチールタイプの特徴を把握することによって、ご自身の才能の活かし方をより詳しく知ることができます。
さらに3つのプロファイルに分かれ、ご自身がどのプロファイルかわかることでより尖った才能を発揮する方法もわかります。
スチールタイプについては下記のページでお伝えしています。
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参考ウェルスダイナミクスのスチールタイプ(内向型)が向いている適職は?
続きを見る
まとめ:不器用な人の才能を知り活かし方を知る
今回は「不器用な人が向いている適職は?向いていない仕事のやり方は」についてお伝えしました。
不器用な人は一人でコツコツ取り組む仕事には向いていますが、臨機応変に対応しなければならない仕事は苦手としています。
また苦手な仕事でもお伝えした5つの克服方法を活用することで、成果を出していくことができます。
仕事で結果を出していくためにはご自身の得意なことを把握し、どう活用していくかを考えながら実行していく必要があります。
このブログでは得意なことを活かす方法についていくつもお伝えしていますのでぜひ参考にしてみてください。