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やりがいと働きがいの違いは?会社員が両方を獲得する方法

2021年4月10日

やりがいと働きがいの違いは?会社員が両方を獲得する方法
やりがいと働きがいの違いって何?両方を得るために必要なことはなんだろう? 
魔物使い
JUNICHI
やりがいと働きがいには共通点があります。共通している部分から手に入れることで両方を得ることができますね。

 

仕事にやりがいを得たい、働きがいのある会社で働きたいとよく聞きますがこの2つの違いは何でしょうか?

実はこの2つにはある共通点があります。

自分一人で制御できる部分と自分だけでは制御できない部分を見分けることで両方を作り出すことができるようになります。

 

今回は下記の質問についてお答えしていきます。

  • やりがいとは何?
  • 働きがいとは何?
  • 両方を獲得するためにはどうしたらいいの?

 

質問に対する答えは下記です。

やりがいと働きがいを手に入れる方法

  • やりがいは仕事に対するやる気やモチベーション
  • 働きがいとは「やりがい」と「働きやすさ」の両方が揃っている状態
  • やりがいと働きがいをの両方を得るためにはやりがいを作るところから始める

 

やりがいはやっている仕事に対して成長を実感できたり、やっていて楽しいと感じられるものが当てはまります。

働きがいはやりがいもありつつ、働きやすさが備わっている状態です。

つまり、両方を獲得するためにはまずはやりがいを手に入れることが必要になってきます。

 

今回は会社がやりがいと働きがいの違い、両方を獲得するための方法についてお伝えいたします。

やりがいと働きがいの違いは?会社員が両方を獲得する方法

やりがいと働きがいの違いは?会社員が両方を獲得する方法

現代は一つの会社でずっと働き続けるという時代ではありません。

会社自体も同じことをやり続ける現状維持ではなく、変化しなければ生き残ることが難しくなりました。

 

会社が成長し続けていくためには、そこで働く会社員にとって働きがいのある職場にしていくことが求められます。

またそこで働く会社員もやりがいを持って取り組むように努力しなければなりません。

やりがいと働きがいの違い

ではこの「やりがい」と「働きがい」の違いはなんでしょうか?

やりがいとは、仕事に対する動機付けや、成長を実感できること、成果に対して周りからの承認があることが求めれます。

働きがいは、やりがいに加えて、労働時間の短縮や各休暇の取りやすさ、貢献度に対しての報酬などの環境づくりが求められます。

 

働きがいを得るためには、やりがいもセットで考えなければなりません。

さらには仕事だけではなくプライベートも両立ができる職場である必要があります。

でもその両方を会社に求めてしまうとうまくいきません。

 

やりがいは自分で作り出すものであり、働きがいは会社とそこで働く人が共に作り出すものです。

まずは仕事に対するやりがいを得ることから始めていく必要があります。

 

やりがいは仕事に対するやる気やモチベーションを高めてくれる

やりがいは仕事に対するやる気やモチベーションを高めてくれる

会社の仕事にやりがいが得られると、そこで働く社員のやる気が満ち溢れていきます。

やる気がある社員がいると、周りで働く人にもいい影響を与えてくれます。

 

逆に仕事に対してやる気がない人が近くにいると周りの働くモチベーションを下げてしまいます。

良いことも悪いことも周りに影響を与えるため、まずは自分自身が仕事に対する意識を高めていくことが重要です。

 

やりがいを得るためには下記の3つのことに取り掛かることが大事です。

やりがいを得るのに必要な3つのこと

  • 仕事に対する動機付け
  • 仕事を通して成長を実感できること
  • 成果に対して周りからの承認があること

 

これらを一つ一つ解決することができれば仕事にやりがいを得ることができます。

やりがいポイント1:仕事に対する動機付け

動機付けとは、人が目的や目標に向かって行動を起こし、達成までそれを持続させる過程や機能を指します。

仕事に対する動機付けは、会社から与えられる仕事と自分自身の目的を一致させることが必要です。

これができるようになればやっている仕事に対して意味づけすることができモチベーションを上げて取り組むことができるようになります。

 

つまり自分自身の目標を決めるところから始めなければなりません。

人生の目的の決める方法に関しては下記のページで詳しくお伝えしています。

やりたいことがわからない人は、5つの方法で人生の目的を見つける
参考やりたいことがわからない人は、5つの方法で人生の目的を見つける

続きを見る

 

やりがいポイント2:仕事を通して成長を実感できること

成長を実感するためには当たり前にできることを続けていてもダメです。

現状の自分よりも常に一つ上のレベルのことをこなしていかなければ成長することができません。

 

今与えられている仕事が何年も変わらず同じことを行っているのであれば、ほとんど成長していない可能性があります。

逆に新しいことにどんどんチャレンジしていくことによって、失敗することもありますが成長もしていくことができます。

成長するためには失敗をすることが欠かせません。

 

成長しながらレベルアップしていく方法に関しては下記のページで詳しくお伝えしています。

 

やりがいポイント3:成果に対して周りからの承認があること

与えられた仕事に対してどれだけの結果を出すかで成果が決まってきます。

そして成果を決めるのは仕事をした本人ではなく、上司や会社が決めるものです。

 

本人が120%の成果を出したと思っても、会社側が50%の成果でしかないとなればそれまでです。

会社が求める成果と本人が出した成果の違いが現れるのは下記の2つが原因になります。

  • 会社が求めていることとは違う結果を出している
  • 提供している価値レベルの低さ

 

逆に会社が求めている以上の成果を出すことができれば上司や周りの人から称賛されるようになります。

やりがいポイント1とポイント2を作りながら、アウトプットしていくことがとても大事になってきます。

 

では次に働きがいを得るために必要なことを見ていきましょう!

働きがいとは「働きやすさ」と「やりがい」の両方が揃っている状態

働きがいとは「働きやすさ」と「やりがい」の両方が揃っている状態

働きがいはやりがいのほかに「働きやすさ」が必要になってきます。

働きやすさは基本会社が用意するものです。

だからといってそこで働く社員はただ待っていればいいということでもありません。

 

会社の働きやすい環境を作っていくのためにはそこで働く人たちの生の声が必要です。

現場の声を上に上げていくことで会社と共に作っていくことができます。

 

働きやすい環境を作っていくためには下記の3つのことが必要です。

働きやすさを作るために必要な3つこと

  • 労働時間の短縮

  • 各休暇の取りやすさ

  • 貢献度に対しての的確な報酬

 

働きやすさは会社の仕事だけではなく、プライベート時間の充実度も求められてきます。

また成果を出している人に対して、キチンと評価していく制度も整えていくことが重要です。

 

働きやすさポイント1:労働時間の短縮

数年前までは定時まで仕事することはもちろんのこと、さらには残業を100〜200時間こなしている人までいました。

それが2019年からの「働き方改革」により、労働基準法が改正され「時間外労働の上限規制」が追加されました。

具体的には時間外労働の上限を

  • 年間720時間
  • 複数月(2〜6ヶ月)平均80時間以内
  • 月100時間以内

に抑えるよう決められています。

 

そこからさらに求められているのがフルタイムの時間短縮です。

主に子供の面倒や親の介護などにより定時まで働けない人が、労働時間を短縮してほしいという声が挙げられるようになりました。

 

共働きや親の高齢化などにより求めている人がどんどん増えてきていることが背景にあります。

優秀な社員をつなぎとめていくためにはそこで働く社員ごとにあった働きやすい環境を作っていくことが必要になってきています。

 

働きやすさポイント2:有給休暇などの取りやすさ

会社は労働者に対して有給休暇を与えなければならないと法律で定められています。

「雇入れの日から6ヶ月間継続勤務をし、その間の全労働日の8割以上出勤した場合、1年ごとに最低10日間を付与しなければならない」とされています。

継続勤務年数が増えれば増えるほど、付与日数も増えていきます。

6.5年以上になると最低20日間は付与しなければなりません。

 

少し前までは名ばかりの休暇制度でほとんど消化することなく流れてしまうという会社が多くありました。

それが2019年4月からは有給休暇が10日以上の労働者に対しては、5日の有給休暇を取得させる義務が課せられました。

 

本来は最低でも10日は取る権利があるため、5日以上の休暇が取れる環境を作っていくことがより求められるようになってきています。

周りの目を気にせずに気軽に休みを取れる環境づくりが必要です。

 

働きやすさポイント3:貢献度に対しての的確な報酬

労働時間の短縮や有給休暇の取りやすさなどは法整備も進み改善されてきました。

それに対して貢献度に対する的確な報酬はまだまだ浸透されていないのが現状です。

日本は古くから年功序列という制度を取り入れています。

 

会社に対しての成果で評価するよりも、長い間会社にいた人の方がまだまだ優遇されているのです。

20〜30年ほど前の日本であれば高度成長時代でもあったため、どんどん売上を上げていくことができました。

 

しかし現代は大企業であったとしても赤字に転落したりリストラしたりと、会社が何十年も生き残っていくのが難しい時代になりました。

そんな中で会社が求めている成果に達していないのに、多額の給料を貰い続けている人が増えてきているのが大きな問題になっています。

 

逆に若い人の中には大きな成果を出してはいるけど給料が全然上がらないという方も多いです。

仕事ができる人はもっといい条件を出してくれる企業に転職する人が増えてきています。

年功序列のまま変わらない会社は仕事ができる人がどんどんいなくなっていき、結果的に仕事ができない人しか残らなくなります。

成果に見合う給料を支払ってくれる会社はどんどん優秀な人が入ってきます。

 

働きやすさを取り入れていくためにも成果に対しての報酬をキチンと支払っていくことが求められているのです。

貢献度に対しての的確な報酬を求めていくためには、より一層現場で働く人からの声を上に上げていくことが必要です。

そうすることで少しずつ会社も変わっていくことができます。

 

まとめ

今回は「やりがいと働きがいの違いは?会社員が両方を獲得する方法」についてお伝えしました。

働きがいを得るためには自分自身でやりがいを得ながら、会社と共に働きやすい環境を作っていくことが必要になってきます。

 

そして大事なことは、やりがいを作ることから始めないといけません。

成果も出していない人に対して耳を傾ける人はいません。

 

会社が求めている結果を出し続けている人には経営者も意見を聞くようになります。

会社員にとって働きやすい環境ができればそこで働きたいと思う人も増えていきます。

そうすることで優秀な人が多くきてくれるようになり、会社もどんどん成長していくことができるようになりますね!

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JUNICHI

■会社員と副業の2足の草鞋を履く複業サラリーマン □会社では副部長、副業ではこれから副業を始めたい方の支援を行なっている ■札幌にて妻、子二人、犬の4人+1匹で暮らしている □WDコンサルタントの資格を保有

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