今回は下記の質問についてお答えしていきます。
- 内向型は他人に興味がない人?
- 誰とでも話をしないとダメなのかな?
- どうずれば人とコミュニケーションを取れるようになる?
質問に対する答えは下記です。
内向型のコミュニケーション術
- 人に興味がないわけではない、疲れやすいだけ
- 関係性を深く持ちたい人とだけコミュニケーションすればいい
- 自分が興味あることに没頭することから始める
内向型人間は他人に興味がない人と思い込んではいませんか?
「内向型=人に興味がない」わけではありません。
内向型の人でもこの人のことについてもっと知りたい、仲良くなりたいという方は必ずいらっしゃいます。
ただ、何を話せばいいかがわからないため、自分から話しかけることを苦手としているのです。
人とコミュニケーションを取れるようになるためには、自分が何に興味があるのかを明確にすることから始めるといいです。
内向型の人は興味があることへの集中力はとても高いです。
最初は同じことに興味があったり、話が合う人とだけコミュニケーションを取ればいいです。
そこから人との関係性が作り出すことができ、交友関係がどんどん広がっていきます。
今回は他人に興味がないと思われがちな内向型が人とコミュニケーションを取りやすくする方法についてお伝えします。
内向型は人に興味がないと言われる理由
初対面の方だったり、普段あまり話をしたことがない人とコミュニケーションを取る際は世間話から始めるといいとよく言われますよね。
でも内向型な人は世間話をするのを苦手としているため、自分から話しかけるということはほとんどありません。
そのため周りからは人に興味がない人と思われたりします。
内向型の人は目的のない話=世間話をすることをすごく嫌います。
何を話をすればいいかがわからないし、話のゴールが見えないためいつまで話をすればいいのだろうと考えてしまいます。
内向型と反対の外向型の人は人と話をすればするほど元気になっていくため、どんどん人とコミュニケーションをとっていくことができます。
それに対して、内向型な人は多くの人とコミュニケーションを取ると疲れてしまうため、話す人も少人数と取ることを好みます。
2つのタイプの違いから内向型の人も外向型の人のように振舞わなければならないと思い込んでしまったりするのです。
外向型のように多くの人と話をする人間にならないといけないのか?
内向型の人が無理に外向型の人のように振舞うようにする必要はあるのでしょうか?
結論としては外向型のようになる必要はありません。
内向型と外向型の人は何が違うのかを知ることが大事です。
- 内向型の人は内に目がいく人:内に目がいくため自分で考えて行動を起こしていく人
- 外向型の人は外に目がいく人:外に目がいくため外向型の人は人に興味を持ったりする人
そもそも内向型な人と外向型な人とでは生まれ持った特性が違うため、特性とは違うことをすると違和感を感じます。
内に目がいく人が無理に外に目がいくことをやっていくと、本来の自分とは違うことをするためとても疲れてしまうのです。
それは苦手なことをしてでも多くの人とコミュニケーションを取ってくださいと言っているようなものです。
話をしていて楽、この人とは仲良くなりたいなという人に絞ればいい
内向型の人でも気が許せる人だったり、話をしていて楽だなと思える人とだとコミュニケーションを取ることが苦になりません。
むしろもっと話をしたいなと思えるほどです。
内向型の人は多くの人と接することには向いていませんが、この人と決めた人であればどんどん仲良くなっていくことができます。
ポイント
- 内向型の人は狭く深い関係性を築く
- 外向型の人は広く浅い関係性を築く
内向型の人は初対面の人と仲良くなるまでに時間がかかるため、交友関係は狭く深い人たちが多いです。
外向型の人は初対面の人とでもすぐに仲良くなるため、交友関係は広く浅い人たちが多いです。
この2つの違いを理解することで、無理に誰とでもコミュニケーションを取る必要がないことがわかると思います。
内向型の人に適した3ステップコミュニケーション術
気軽に話せる人とだけ仲良くなれればいいのはわかるけど、多くの人とコミュニケーションを取る外向型の人みたいになりたいと思う人もいらっしゃると思います。
そんな方はこれからお伝えする内向型の人の強みを生かしたコミュニケーション術を活用するといいです。
内向型の3ステップコミュニケーション術
- 好きなこと、興味があることを見つける
- 内向型の特性を活用して専門性を身につける
- 周りの人から相談が来るようになる
自分から話をすることは苦手としていますが、質問されたことに答えることは好きだったりします。
周りの人から質問されるような存在になれれば、徐々に人との関係性を築くことができ交友関係も広がっていきます。
内向型の人にオススメなコミュニケーションが取りやすい3つのステップをお伝えします。
内向型のコミュニケーション術1:好きなこと、興味があることを見つける
内向型の人は自分自身が好きなことだったり、興味あることであればずっと没頭して学び続けていくことができます。
過去を振り返ってみると、一度ハマったらなかなか抜け出せないという経験をしたことがある方も多いと思います。
人よりもモノや数字に興味が持ちやすくなるので、人のお役に立てられるようなことについて興味を持てるといいです。
また複数のことを同時に行うことは苦手としているため、一つのことに集中して行うことも意識してみてください。
好きなことや興味があることがまだ見つかっていない方は下記のページを参考にして好きなことを見つけてください。
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参考好きなことの見つけ方10の質問!仕事にするための具体的3ステップも紹介!
続きを見る
内向型のコミュニケーション術2 :内向型の特性を活かして専門性を身につける
好きなことや興味があることが見えてきたら、そのことについての知識を身につけていきましょう。
内向型の人の強みはいくつかあるのですが、そのうちの一つである詳細に強いを活用することで高い専門性を身につけることができます。
知識を身につける際は全体像を満遍なく知るよりも狭い分野のことを深く知ることを得意としています。
他にも下記のような強みを持っており、場面場面で強みを使い分けることで専門性を高めていくことができます。
内向型の強みの例
- 分析力がある
- 冷静
- 本質を見抜く
- 自分で調べる
- シンプルにまとめる
内向型の強みをもっと知りたい方は下記のページをご覧ください。
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参考ウェルスダイナミクスのスチールタイプ(内向型)が向いている適職は?
続きを見る
内向型のコミュニケーション術3:周りの人から相談が来るようになる
好きなことに強みを掛け合わせることで人に提供できる価値を作り出すことができます。
まずは気楽に話せる人や仲の良い人に作り出した価値を提供することを始めていきます。
そうすると「すごいね!」「面白い!」と言ってくれる方が徐々に増えていくはずです。
そこから口コミが広まり、あのことについてだったら彼に聞けばいいよという噂が広がっていきます。
そうなれれば相手の方から話を聞きに来るようになります。
内向型の人は話を聞きにきたり、質問することに答えることは苦になりません。
また、内向型の人は複雑なことをわかりやすくシンプルに伝えることもできるという特徴を持っているため、わかりやすいという評判も出てくるようになります。
そこからさらに人づてで広がっていくことで、自然と良好な交友関係を作り出していくことができるのです。
まとめ
今回は「内向型は他人に興味がない?強みを活かす3ステップコミュニケーション術」についてお伝えしました。
内向型の人は無理に自分から交友関係を広げようとすると疲れてしまいます。
そんな内向型の型にオススメなコミュニケーション術は下記になります。
内向型の3ステップコミュニケーション術
- 好きなこと、興味があることを見つける
- 内向型の特性を活用して専門性を身につける
- 周りの人から相談が来るようになる
自分が興味を持っていることに対して強みを取り入れることで高い専門性を身につけることができます。
それを少しずつ周りの人に価値提供するだけで自然と良好な関係性を作り出すことができるのです。
苦手なことをしようとしても長続きはしません。
楽にできることを実践しながら自分らしい人生を歩んでいきましょう。