今回は下記の質問についてお答えしていきます。
- 会社で働くのが辛いと感じる理由は?
- 性格を変えようとすればするほどうまくいかない
- 組織の中で生きやすくなるためには?
質問に対する答えは下記です。
内向型が働きやすくするための方法
- 辛く感じるのは内向型に合っていない仕事をしているため
- 外向型になろうとすると弱みを活かすことになる
- 内向型の性格を受け入れ強みを活かしていく
会社で働いているとコミュニケーション能力が求められたり、働く環境が自分には合わないなと感じることがあります。
周りの人に気を使ったり、自分のペースで仕事をすることができず内向型の人にとっては働きづらく思ったりします。
しかし、会社を辞めて独立することはオススメしません。
内向型の人でも組織で生き生きと働いている方が多くいらっしゃいます。
その人たちに共通することは、内向型の性格を受け入れ、向いている仕事をしていることです。
自分自身が内向型だということがわかるだけで気持ち的にも楽になり、どう対応していけばいいかの方法論も見えてきます。
強みを活かせる仕事であれば、周りの人に流されることなく仕事に専念することができるのです。
今回は内向型の人が会社や組織で働きやすくなるための2つのポイントや強みが活かせる仕事についてお伝えいたします。
内向型人間が組織で働きづらく感じる理由1:向いていない仕事をしている
内向型の人が働きづらく感じる1番の理由は向いていない仕事をしているためです。
自分が苦手としていることを仕事にしていると頑張っても結果を出すことができずストレスを感じてしまいます。
向いていない仕事は苦手としていることをしなければならないことが多いため、自分自身が何を苦手としているのかを知る必要があります。
内向型の人には下記の弱みがあります。
内向型人間の弱み
- 集団行動が苦手
- 飲み会には参加したくない
- 多くの人と接すると疲れる
- コミュニケーション能力が低い
- 世間話ができない
- 初対面の人と仲良くなるのに時間がかかる
- スタートダッシュが苦手
仕事の中でこれらの苦手なことをしなければならない場面が多ければ多いほど、仕事をしているのが辛くなってしまいます。
人と接することが多い仕事を苦手としている内向型の人に向いていない仕事は下記です。
内向型に向いていない仕事
- 営業職
- サービス業
- 管理職
- 接客業
上記のような仕事に就いている内向型の人はなかなか結果が出せずに悩んでいる方もいらっしゃると思います。
苦手としていることを活用しなければならないことが多いため、ストレスも溜まりやすくなったりします。
内向型人間が組織で働きづらく感じる理由2:外向型になろうとする
内向型の人が組織で働きづらく感じる2つ目の理由は無理に外向型になろうとするためです。
現代の社会は外向型の人が評価されやすくなっています。
- コミュニケーションがうまく取れる
- 社交的な性格
- 陽気で積極的
外向型な人にとっては当たり前にできることでも、内向型の人は頑張らないとできないことばかりです。
内向型と外向型は真反対のタイプでもあるため、外向型の人のように振る舞おうとするということは苦手なことをしなければならないということになります。
外向型の人は人と接すれば接するほど元気になりますが、内向型の人は逆に疲れてしまいます。
またじっくり物事を考えてから動きたいので、すぐに決断することが求められる状況は疲弊してしまったりします。
無理に外向型の人のようになろうとすると、それだけで生きづらく感じてしまうのです。
会社員として楽に働き続けるために必要なのは強みを活用すること
内向型の人が会社で楽に生きていくためには、生まれ持っている強みを活かしていくことが必須です。
内向型の人にも外向型の人にもそれぞれ生まれ持った強みがあります。
無理に違うタイプの人のマネをするのではなく、自分の強みを認識して目の前の仕事にどう活かしていくかを考えることが大事です。
強みを活かせるようになれば自分自身に自信を持つことができ、周りの人の目を気にすることもなくなります。
さらには周りの人から話しかけられるようになったり、内向型の人が得意としていることに対して質問を受けるようになっていきます。
そうなれば、自ら積極的に関係性を築いていくという苦手なことをしなくてもするようになりますね
内向型が持っている強み
- 集中力が高い
- 分析能力に優れている
- 詳細に強い
- 一人でコツコツと進められる
- わからないことは自分で調べる
- 最後までやり遂げることができる
内向型の人が最も活かせる能力は専門性の高さです。
内向型の人は1つのことに対する集中力が高く、疑問に思ったことはとことん分析していきます。
わからないことがあったとしても自分で調べて解決していくことができるので、興味を持った分野に対してはどんどん詳しくなっていくのです。
新しく物事をスタートさせることは苦手としていますが、一度始めてしまえば最後までやり遂げることができます。
知識を蓄えていくことを楽しむことができ、専門的な資格をいくつも持っている方もいらっしゃいます。
会社の中で誰よりも詳しい知識や専門的な能力がある人は重宝されます。
このことだったらあの人に聞いたら解決するということが社内に広がると、多くの人から求められる存在になることができるのです。
内向型に向いている仕事の5つの特徴
内向型の人の強みが活かしやすい仕事の特徴は下記になります。
内向型に向いている仕事の5つの特徴
- システムや機械を操作する仕事
- 一人で完結できる仕事
- 単純作業が求められる仕事
- 段取り力が必要とされる仕事
- 冷静に対応することが求められる仕事
内向型に向いている仕事の特徴1:システムや機械を操作する仕事
内向型の人はシステムや機械を操作するような特殊な仕事に強いという特徴を持っています。
人はその時々の感情で左右することがありますが、機械などにはないため気を使うことがありません。
人の感情のように予測出来ないことに対応することは苦手としていますが、白黒はっきりしていることに対しては迷うことなく動き出すことができます。
内向型の人は普段からコンピューターなどをいじっている方も多く、システムや機械に対しての不安要素も少ないです。
詳細に強いという強みもあるため、専門的なモノであればあるほど活躍する場が広がっていきます。
内向型に向いている仕事の特徴2:一人で完結できる仕事
内向型の人はマイペースで仕事を進めていきたい人です。
仕事をする際に複数の人たちと進めるよりも、一人で仕事を進めた方が周りのことを気にせずに行うことができます。
チームを組んだり、他社の人たちと協力しながら仕事を進めていく際は相手のことを考えないといけないためストレスを溜めがちになります。
一人で進められる仕事であれば、集中したいときに集中し、休みたいときに休むことができるため、人に縛られたくない内向型の人にとってはストレスなく仕事を進めていくことができます。
内向型に向いている仕事の特徴3:単純作業が求められる仕事
内向型の人が嫌がることの1つに、臨機応変さが求められることです。
急に予定が変更になったり、上司の意向でプロジェクトが大幅に変更されたりすると、予測を立てることができないことはストレスを溜めてしまいます。
すでにやるべきことが決まっており、その通りに実行する仕事であれば気楽に進めることができます。
人は感情で動く生き物であるため、場面場面で対応することが変わってきます。
人よりも機械の方が扱いやすいと内向型の人が感じるのはそのためでもあります。
内向型に向いている仕事の特徴4:段取り力が必要とされる仕事
長期的なプロジェクトのように失敗が許されない仕事の際は如何に準備を積み重ねていくかが求められてきます。
内向型の人は長期的に物事を進めていく際の準備に余念がありません。
リスクが他の人よりもよく見えるため、問題が発生しないように予期しないトラブルが発生してもいいように準備を重ねるのです。
そのためスタートするのに時間がかかりますが、最後まで責任を持ってやり遂げるという強みを持っています。
内向型に向いている仕事の特徴5:冷静に対応することが求められる仕事
内向型の人は目の前のことに対して冷静に対応できるという強みを持っています。
そのため緊急時に対応しなければならない時にも、周りの状況に振り回されず対応していくことができます。
問題が発生した時にも、被害を最小限に抑えるためにはどうしたらいいかを自然と分析していくのです。
分析できるだけの知識量や事前の段取り力があるからこそ冷静に対応することができるということになります。
内向型に向いている仕事5選
内向型の強みを活かすことができる仕事としては下記の5つがあります。
内向型に向いている仕事5選
- ライター
- プログラマー
- マーケッター
- コンサルタント
- 士業(会計士、弁護士)
適職の共通点としては下記の3つが当てはまります。
3つのポイント
- 専門的知識が必要
- 一人でできる仕事
- 高い集中力が求められる
内向型の人は他の人には専門力を身につけることができれば、ストレスのない日々を過ごしていくことができます。
会社の中で周りに気を使う人間になるのではなく、周りから頼られる存在になれれば組織の中でも自分らしい人生を送ることができるのです。
内向型に向いている仕事をより詳しく知りたい方は下記のページをご覧ください。
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参考内向的・型な人におすすめな10の適職。向いている仕事をわかりやすく紹介!
続きを見る
個人事業主やフリーランスとして働く道もある
専門力を活かせる働き方として個人事業主やフリーランスとして働くという選択肢もあります。
内向型の人は狭く深く物事を学んだり、知識を身につけていくことができるため、その分野の専門職として独立する方も多いです。
内向型に向いている仕事であげた職業であれば、独立して働くことができるものばかりです。
しかし、会社の中では活かせるスキルだったとしても、会社の外では活かすことができない仕事をしている人も多いです。
市場が求めている専門性がないのに、いきなり個人事業主として独立したしても仕事をいただくこと自体が難しくなります。
そんな方には副業から始めることがオススメです。
専門的知識を身につけて副業から始めて独立する
会社の仕事をしながら副業をすることで、会社員の安定した収入を確保することができます。
経験のある副業であれば収入にすぐに結びつくこともあるかと思いますが、未経験の場合お金をいただけるまでに時間がかかります。
まずは会社の給料で生計を立てながら、副業で少しずつ経験を積み重ねていくのです。
そうすることで自分のやりたいことを副業にしながら、働きやすい道を探究していくことができます。
リスクを恐れる内向型の人こそ、副業から始めて自分らしい人生を見つけていきましょう!
副業に興味はあるけどそもそも自分のやりたいことがわからないという方は下記のページでやりたいことの見つけ方動画をプレゼントしています。
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参考情熱がわからないあなたへ贈る「サラリーマンのやりたいことの見つけ方」
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まとめ
今回は「内向型は会社が辛いから働けない?内向的な人にあった働き方2つのポイント」についてお伝えしました。
内向型の人が会社で働きづらいと感じる理由は主に2つがあります。
ポイント
- 強みを活かせない仕事をしている
- 外向型の人のようになろうとしている
どちらにも共通していることは強みを活かしていないということです。
会社で生きやすい環境を作っていくためには強みを活用することが近道になります。
内向型には他のタイプにはない強みを持っています。
内向型の強み
- 集中力が高い
- 分析能力に優れている
- 詳細に強い
- 一人でコツコツと進められる
- わからないことは自分で調べる
- 最後までやり遂げることができる
強みを活かせば、組織の中だろうと自分らしく生きていくことができます。
さらにストレスのない働き方として、個人事業主やフリーランスになってマイペースで仕事を行うこともできます。
まずは副業から始めていき、副業で生活できるぐらいの収入が得られるようになってから独立するというのもいいです。
会社員にしろ、個人事業主にしろ、大事なことは強みを活かすということです。
決して外向型の人の真似をするのではなく、内向型だからできる価値提供することから始めてみてください。