大雑把な人というのは思い切った性格で気持ちがいい面もあれば、細かな点には疎く後々問題が発生させてしまうこともあります。
そんな方が仕事で成果を出していくためにはどうしたらいいのでしょうか?
今回は下記のような大雑把な性格の方の悩みについて答えていきます。
- 同じ失敗を繰り返してしまう
- 数字や分析などの細かいことは苦手
- 思ったことを口走ってしまう
悩みに対処する方法は下記です。
大雑把な人がやるべきこと
・自分の苦手なところを把握する
・苦手なところはそれを得意な人に任せる
・得意な全体の指揮や変化が求められるところで力を発揮する
結論として、上記のような性格をお持ちの方は
「細かいところは得意な人に任せ、全体の指揮や変化が求められているところをとことんやっていく」
ことをオススメします。
人によって得意なことと苦手なことがそれぞれ違うのでそれをまずは認識していくことから始めていきましょう。
それでは詳しくお伝えしていきます。
大雑把な性格の人の特徴
大雑把な人とはどんな人かを一言で言うと、細かい点にはこだわらず思い切った行動ができる人です。
直感を頼りにどんどん前へ突き進んでいくので行き当たりばったりな面もありますが、変化を求められているこれからの時代には欠かせない存在でもあります。
大雑把な性格の人の短所
大雑把な人の短所は冒頭でも挙げた3つがあります。
大雑把な人の短所
- 同じ失敗を繰り返してしまう
- 数学や分析などの細かいことは苦手
- 思ったことを口走ってしまう
大雑把な人の短所1:同じ失敗を繰り返してしまう
基本的に同じ作業をずっと続けていくことが耐えられない人が多いです。
常に変化を求めていたり、他のことが気になったりしてしまい、本来やらなければならない作業が乱雑になってしまい失敗してしまうことがあります。
これが一度であればまだいいのですが、同じ作業を繰り返すこと自体が苦手なために失敗を繰り返してしまうということも起きます。
大雑把な人の短所2:数字や分析などの細かいことは苦手
大雑把な人は大まかな性格をしている方が多いため、数字や分析などの細かいことを扱う仕事は苦手です。
全体像を捉えることは得意としているのですが、その分細かいところまで目が届きにくいという特徴を持っています。
逆に細かい説明書や数字計算などは得意としているけど、全体像を捉えることが苦手という方もいらっしゃいます。
大雑把な人の短所3:思ったことを口走ってしまう
直感で物事を判断し行動を起こすので、周りの人に対する気遣いが足りないと思われることも多いです。
自分の直感を大事にし過ぎてしまうと、人に対して配慮する気持ちがないと言われてしまうこともあります。
大雑把な人性格の人の長所
次に大雑把な人の長所についてお伝えします。
大雑把な人の長所
- 全体像を捉えるのが得意
- 人目を気にしない
- 新しいアイデアを出す
大雑把な人の長所1:全体像を捉えるのが得意
先ほど細かい部分を見るのが苦手と言いましたが、その分全体像を捉えることを得意としています。
人の上に立って全体の指揮したり、今までにないモノを新たに取り入れたりする際には力を発揮します。
日々の仕事よりももっと先の未来のためにやるべきことは何かをいつも考えながら行動を起こしていくことができます。
大雑把な人の長所2:人目を気にしない
周りの人の目をあまり気にしないという性格を持っているため、自分が思ったことをどんどん突き進んでいけるという特徴を持っています。
そのため他の人よりも行動力があったり、変化することにもすぐに対応できるという長所を持ち合わせています。
人目を気にし過ぎてしまうと、思い切った行動というのはなかなか取りづらいので変化が求められるときにはとても重宝されます。
大雑把な人の長所3:新しいアイデアを出す
何か新たな企画を考えたり、商品を開発する際には新しいアイデアが欠かせません。
そんな時は未来のことを考えたり、直感力に優れている大雑把な人が適任です。
大雑把な人は新しいことを考えたり、アイデアを組み込んだりすることが得意なので今までと違ったモノを作り出していくときには欠かせない存在になります。
大雑把な人が向いている、向いていない仕事
上記の長所を持っている大雑把な人に向いている職業としては下記のようなものがあります。
大雑把な人に向いている職業
- 発想力が求められるクリエイター
- プロジェクト全体像をまとめるプロデューサー
- 今までにないアイデアで人を楽しませる企画系の仕事
- 人を楽しませるエンターティメント
新しいアイデアやスタートダッシュが早い行動力が求められる仕事では大雑把な性格の方はとても向いています。
逆に向いていない仕事は数字を扱うことや詳細なことが求められること、同じ作業を繰り返すことなどが挙げられます。
では細かさを求められる仕事をしている人や本来得意としていない仕事に興味がある方はどうすればいいのでしょう。
それはすでに持っている長所をどうやって生かしていけばいいかについて目を向けていくことで解決していくことができます。
苦手な仕事は得意なことを生かしていく
大雑把な人が苦手としている仕事で得意なことを生かすためには、その仕事の中で当たり前になっていることを変えていくときや次のフレーズが必要な時期に活躍することができます。
例えば、総務経理の仕事では数字や細かい作業をすることが求められますが、会社のお金などを管理する立場として他部署に対してキチンと方向性を示しながら伝えていく役割も必要です。
大雑把な人は率直に物事を人に伝えることができますし、先の未来を見据えながら今やるべきことも事前に察知することができます。
また業務改善の専門家を招いて会社に対して新しいことを吹き込んでいくこともできます。
苦手としている細かい作業については、同じ総務経理にいる人に任せ、逆にその人たちが苦手としていることを率先してやっていけば周りから求められる存在になっていきます。
日々技術の進歩が激しい現在は、どんな仕事にも新しい技術を取り入れて変化していかなければなりません。
しかしそのような仕事をしている人は数字や細かい作業はできるけど、新しいことや変化を求められることにはなかなか手がつけられないという方が多いのが現状です。
そんなときに大雑把な人が加わると新しい風を呼び起こすきっかけにもなったりします。
大雑把な人はWDのタイプでいうとダイナモの方が当てはまります。
もっと特徴を知りたいという方は下記のページをご覧ください。
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参考ウェルスダイナミクスのダイナモタイプ(直感型)に向いている適職は?
続きを見る
まとめ
本日は「大雑把な性格の人が向いている適職、仕事のやり方」についてお伝えいたしました。
向いている仕事に就くのもいいのですが、本来は苦手としている職業でも得意なことを生かすことによって自分だからできることもあります。
それができることがわかると仕事選びの幅が一気に広がっていきます。
仕事の幅が広がればその分自分の長所を新たに見つけるきっかけにもなりますので、新しい仕事を始めたいなと考えている方はご自身の得意なことを生かすためにはどうしたらいいかを考えてみてください。